昨日も書きましたが、ここ最近の原油安は歯止めがかからない状態になりつつあります。昨夜のNY市場での原油先物価格は、ついに60ドル台を割り込んで、1バレル=59.95ドルと、2009年7月以来、約5年5か月ぶりの水準で取引を終えています((((ノ゚⊿゚)ノヌオォォォ!!
下落の要因としては、途上国を中心に世界的な経済停滞による需要の減少や、アメリカのシェール革命などが挙げられています。その辺は下記の記事に少し詳しめに書いているので、興味がある方はお読みいただければ。
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そして今日は、この原油安が為替相場などについて、今後どのような影響を与えるかについてまとめておきたいと思います。
インフレ低下なら日米の金融政策に影響も… 今ところ、原油価格が下がることで打撃を受けるのはエネルギー関連企業だけで、日本はエネルギーの輸入国ですし、アメリカも巨大な消費国ということで、差し引きで見れば概ね好材料と言えるでしょう。
何よりゆきママのような一般市民からすれば、ガソリン・灯油価格、さらには電気代が安くなるのは嬉しい限りです(∩´∀`)∩ワーイ
しかしながら、急激な価格の暴落は予測不能なリスクを生じさせる可能性があり、警戒が必要でしょう。ここ最近は、各国の経済が緊密に、そして複雑に結びついていることにより、小国のリスクが世界的な広がりを見せることがあります。去年・一昨年のギリシャ・ショックがまさに好例でしょう。
政府の資金面に問題が生じる可能性はもちろん、投資家や企業が資金を引き上げるといった動きが重なってくると、何が起こるかわかりませんからね( ´゚д゚)(゚д゚` )ネー
そして、為替相場にとって最も大きな影響となりそうなのは、特に…