NYゴールドは、前日比37.10ドル高の1232.00ドルで大幅続伸して引けた。アジア、欧州に続き、米国の株式市場など、世界的な株価の下落が進んだことで、安全資産とされる金塊に「質への逃避」買いが活発となったようだ。中国の貿易統計が輸出が1桁台の低い伸びと輸入も3カ月ぶりにマイナスを記録。ドイツの鉱工業生産は微増にとどまり、日本の国内総生産(GDP)も下方修正された。来週16~17日に開かれるFOMCでは、雇用統計が強気の内容となったこともあって、タカ派的な方針が打ち出される可能性がある。ただ、