9日の東商金日中取引は、週明け8日のNY金相場が為替市場でのドル安・ユーロ高や、先週末の急落を受けての安値拾いの買いなどが入り反発した事を受け、手仕舞い買いなどが先行し、中心限月10月限は前日比3円高の4,656円で始まった。
その後は、NY金時間外取引と為替相場を睨みながら揉み合いが続いたが、午後に入るとNY金時間外取引の上値の重さや、為替の更なる円高進行などから、マイナス圏へと値を沈め下げ幅を拡大した。中心限月10月限は前日比19円安の4,634円で取引を終えた。
本日の東商金夜間取引は、14日の衆院選挙や、来週開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)が早くも意識される中、為替主導の展開と思われる。
夜間取引レンジ 4,605円~4,675円