原油価格が下落している中、OPEC(石油輸出国機構)が減産を見送ったことで、ベネズエラのデフォルトリスクが高まっているようだ。ニコラス・マドゥロ大統領は、1バレル100ドル以上を保つために闘いを続けると主張している。また、IMF(国際通貨基金)は、ベネズエラがデフォルトに陥らないためには、少なくとも1バレル120ドルが望ましいと予測している。現水準から考えると、120ドルに上げるのは現状は皆無的だ。▼ニューズウィーク日本版オフィシャルサイトhttp://www.newsweekjapan.jp/