木下 晃伸さんのブログ

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【投資脳のつくり方】.第一三共複眼経営に挑む

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みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
経済アナリスト、木下 晃伸(きのした てるのぶ)です。

●本日は名古屋

神戸、京都、大阪と続いたセミナーが終わり、
本日はテレビ愛知の収録のため、名古屋に来ています。

明日は東京で東京IPOにてセミナーがあり、日曜日からカナダへ出張です。

エネルギー大国の現状を、つぶさに見てきたいと思います。

●それでは、雑誌「マネージャパン」ホームページに平日毎日連載している
「経済アナリストが斬る!投資に役立つ3大ニュース」をご覧下さい。

本日もよろしくお願い申し上げます。

※本資料の利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)を
お読みいただいた上、ご利用ください。

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【経済アナリストが斬る!投資に役立つ3大ニュース】
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1.第一三共複眼経営に挑む

2.ヤフー、グーグルと提携

3.珍プレー特集

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1.第一三共複眼経営に挑む

 ●第一三共、インド製薬企業買収の衝撃
 ●新興国市場の需要拡大の恩恵を享受できるか
 ●後発医薬品への参入も期待大

引き続き、第一三共の戦略について考えてみたい。
最大で五千億円を投じるインド製薬最大手、
ランバクシー・ラボラトリーズの買収の件だ。
先日、日興シティグループ証券協力の下取材を行った、
世界最大の後発医薬品(ジェネリック医薬品)メーカー、
テバのダンCEOも、同業界の再編はまだまだ起こると断言していた。
それが実現した格好になる。

この買収により、第一三共は手薄だった新興国に進出基盤を確保し、
新薬から一般用医薬品(大衆薬)、後発医薬品までカバーする体制を一気に築く。
新薬を中心に据えた経営からの脱皮を図り、
フルラインの「複眼経営」(庄田社長)は投資家からどう評価されるか。

ヒントとなるのは、2030年の世界市場予測だろう。
「BRICs」「ネクスト11」など新興国市場は
06年の560億ドルから3,300億―4,200億ドルに拡大すると予測されている。
これは、日米市場の合計に匹敵する規模だ。

中でも後発医薬品は、新興国におけるエントリー製品として魅力が高い。
世界で戦えるメガファーマへの道を突き進むことで、
今後投資対象として浮上する可能性は十分ある。
今後の展開に着目しておきたい。


2.ヤフー、グーグルと提携

 ●ヤフーがマイクロソフトを振り切り、グーグルと提携
 ●米ネット広告シェアは43%にまで拡大
 ●世界的潮流が日本にも波及するか

インターネットサービス大手の米ヤフーは12日、
ネット検索最大手のグーグルと北米でのネット広告事業で提携すると発表した。
ヤフーの検索サービスにグーグルが広告を提供、広告収入を両社で分け合う。
これにより、北米のネット広告シェアは43%にまで拡大する。

ヤフーは5月にマイクロソフト(MS)との買収交渉が決裂して以来、
株主から企業価値向上を迫られており、グーグルとの協業はその柱となる。
一方で、MSにとっては打撃だ。

私はかねてよりネット広告ビジネスに着目している。
ネット広告とは、ポータルサイト(インターネット上の玄関)などに表示される
「バナー広告」や検索サービスと連動する「検索連動型広告」などがある。
業界団体の調査によると、2007年の米ネット広告市場は
220億ドル(約2兆3,000億円)。
なお、日本は、約6,000億円の規模(2007年)で雑誌広告を抜き去った状態だ。

さらに、世界のネット広告市場は
2010年に07年比2倍の800億ドル(約8兆円)になると言われているのだ。
これからさらに伸びていくことは間違いない。

市場全体が伸びるかどうかは投資において重要な投資要件になる。
ネット広告は十分な要件になりうる。


3.珍プレー特集

 ●日本はいいとこ無しなのか、それとも・・・
 ●富の格差の少ない豊かさを築いたことは誇れること 
 ●日本の文化は魅力的であり、世界でまばゆい程の国

日本経済新聞夕刊のコラム「あすへの話題」に登場する、
防衛大学校長の五百旗頭真氏の着眼は非常に学びが多い。

●日本のテレビニュースを見ていると、日本社会の非道の殺人事件や
スキャンダルなど、要するに世も末だと思わせる報道の連発である。
まともによいことはニュースでなく、
逸脱がニュースとなるから仕方がないとも言える。
しかし視聴者は日本にはよいことはなく、
悪事の巣窟だと思うようにならないだろうか。

●日本の文化は魅力的であり、世界でまばゆい程の国である。
英BBC報道が毎年行う国際世論調査で、
世界に好影響を与えている国のトップに日本はこのところ位置している。

●もちろんどの国にもあるように日本にも凶悪犯罪も不祥事もある。
しかしいいプレーはニュースにせず、珍プレー特集ばかり流している間に、
草野球以下の水準の日本社会と思い込んでいないだろうか。

今年、海外に多く出張するようになり感じることは、
海外の魅力と日本の魅力だ。
海外の魅力を享受しながら、自国の魅力にも気づく。
これは株式投資でも同じことだと考える。
日本株がダメだから世界株を見るわけではない。
日本株で魅力ある企業があれば投資をすればいいし、
世界に魅力があれば世界にも投資すれば良いだけだ。



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◇発行人/編集人

木下晃伸(きのしたてるのぶ)
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株式会社きのしたてるのぶ事務所

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