イオンの岡田社長は、傘下のスーパー大手ダイエーを来年1月に完全子会社化することに関連し、ダイエー株主が割引価格で商品を購入できる現在の株主優待制度を、イオン株との交換後も何らかの形で残すことを検討する考えを明らかにしたそうです。
ダイエー株主の約9割は、株式交換で受け取るイオン株が100株未満になる見込みで、イオンの優待制度の対象外となるそうです。
岡田社長は小口株主について「優待をもらい、その代わりにダイエーで買うという大事な顧客だ」と強調し、新たな優待内容については「具体的にはダイエーが決める」と述べたそうです。
ダイエーは、100株以上を保有する株主に対し、店舗で購入金額の5%を割り引く制度を採用しているそうです。
同社は26日開く臨時株主総会で、ダイエー株1株とイオン株0.115株を交換する議案を諮る予定だそうです。
ダイエーの株主にとってはありがたいでしょうね。
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