高値警戒感から売りに押される展開か。年内の衆議院解散・総選挙に関する政府要人の発言や発表される経済指標の数字に敏感に反応することが容易に想像がつくが、思惑がぶつかり合うと再び乱高下の様相になるであろう。
景気回復の足取りは軽やかではない。実質所得も向上していない。消費税再度の引き上げは延期はすでに織り込まれた。織り込まれていないのは、解散総選挙で再び自民党が勝利し、新たな経済対策を発表するであろうことだ。無駄な選挙は無いほうがよいのだが、ドル高円安だけが進行していく。
今日の一言:行く時あり、止まる時あり。時宜を知る者に大功あり。