昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA -2.70 @17,612.20, NASDAQ +14.58
@4,675.13)。ドル円為替レートは115円台後半の円安方向へ動いた。本日の日本株全般は下げて始まったが、後場から大きく切り返し、東証1部では上昇銘柄数が1,279に対して、下落銘柄数は433となった。騰落レシオは98.50%。東証1部の売買代金は2兆5665億円。
自民党前副総理の大島理森氏が安倍総理は衆議院解散決意をほのめかしたとの発言を材料に、TOPIXも日経平均も大きく続伸した。日銀総裁、政治家など、最近は要人発言で相場が大きく動く。来週月曜日の寄り付き前に6-9月のGDP速報値が発表され、その結果次第で消費税率再引き上げを延期するか否かを安倍内閣は決断を迫られる。月曜日の動きが注目される。
TOPIX
+12 @1,390
日経平均 +196円
@17,393円
33業種中29業種が上げた。上昇率トップ5は、水産・農林(1位)、倉庫・運輸(2位)、その他金融(3位)、保険(4位)、小売(5位)となった。消費税率再引き上げ延期を見込んで小売業が連日、上昇率上位にランクインしている。