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日朝実務者協議の概要

日朝実務者協議の概要 2008年06月13日
http://www.kantei.go.jp/jp/tyoukanpress/press.html

拉致問題 入港禁止措置 よど号
斎木アジア大洋州局長から、協議の結果について報告
 今回の協議では、北朝鮮側に、その立場を変更させ、拉致問題の解決に向けたプロセスを改めて始めさせることが最大の課題であり、未解決の問題である拉致問題の解決に向け、北朝鮮側が、具体的行動をとることを強く要求した。その結果、再調査を実施することを約束した。拉致被害者の帰国を含め、拉致問題の解決に向け、早期に具体的な結果が得られるように期待をしている。また、北朝鮮側は、今後、「よど号」関係者の問題の解決のために協力する用意を表明をした。「よど号」関係者の引き渡しが早期に実現するよう、北朝鮮側と調整していくこととなった。
 拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して、早期に日朝国交正常化を実現するとの立場に立ち、北朝鮮側と精力的な協議に取り組んでいく。これを受け、諸般の事情を総合的に勘案し、政府としても一定の措置をとることとした。政府は、2006年7月の北朝鮮によるミサイル発射、10月の核実験発表を受け、北朝鮮に対して幾つかの措置をとっているが、今回、その一部解除として、一つ、北朝鮮との間の人的往来及び、二つ、北朝鮮からの航空チャーター便の乗り入れについては、規制を解除することとした。北朝鮮への渡航自粛要請、我が国国家公務員の渡航についての原則見合わせや、北朝鮮からの入国に関する特別な規制は解除され、従来どおりの対応に戻すことになる。人道的な観点から、現在の入港禁止措置の例外として、人道支援物資の積み込みに限り認めることとした。時点で政府から人道支援物資を供与することは考えておりません。特に、拉致問題に関し、早期により具体的な成果を得るべく、北朝鮮側との協議に、一層精力的に取り組んでいきたいと考えており、北朝鮮側が、真摯に対応することを求めたい。

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