日経夕刊の「目からウロコの投資塾」から
人間の心理を考えることで現実の金融市場の動きを分析する行動ファイナンス理論からさらに進んだ研究が「神経経済学」・・・人間が合理的でないのは、脳の動きによるものだから脳の意思決定の仕組みを考えようという理論のこと。
最近の研究でドーパミンというホルモンの一種が重要な働きを担っていることが分かってきた。そのドーパミンの働きに着目し、経験や感情から意思決定されるまでの流れを分析すればよいことになる。ただ投資経験や、学習知識の整理が頭の中でできていないと情報の適切な利用はできない。
このような脳の働きを知って余裕を持った投資が大事と述べられている。