■□ 日経平均株価の動向と予想 □■

ヒロろんさん

 本日の日経平均株価終値は+224円の15,553円と大幅反発。TOPIXも+18.64の1,270.64ポイントと反発しました。
 昨晩の米NY株式市場は上昇。企業の好決算や10月の米消費者信頼感指数が2007年10月以来の高水準を記録したことなどが好感され買いが広がりました。DOWは187ドル上昇し17,000ドル台を回復、株価指数は軒並み1%を超える上げとなり市場のムードは回復しております。

 東京株式市場は、米NY株式市場は上昇し、為替は円安方向に振れシカゴ平均株価先物も高く回ってきたことから、買い優勢で取引が始まりました。
 日経平均株価は+114円の15,442円と高い位置で取引を開始いたしました。寄付き後も買い優勢の展開は続きジリ高の動きとなり+211円の15,541円で前場の取引を終えました。後場に入っても崩れることなくしっかりとした動きが続き+224円の15,553円で本日の取引を終えました。

 日経平均株価の中期基調は上向き継続。短期基調も上向き継続となっております。日経平均株価の日足は陽線を形成しております。
 市場では「自社株買いを発表した野村や好業績の鉄鋼株などがサプライズとなり、市場全体をけん引している」「海外株の上昇に加え、朝方に発表された鉱工業生産の上振れが安心感につながった格好だが、引き続き商いが乏しく買い戻しが主体。企業決算を見極めたいとして伸び悩む可能性もある」などと指摘されております。

 日経平均株価は高値・安値を切り上げる反発継続の動きが続いておりました。先日からお伝えしておりましたが、日経平均株価の9月25日の16,374円から17日安値の14,529円まで1,845円幅の下落に対する下げ幅の半値戻し15,451円を上回り達成しました。

 「半値戻し」で戻りを終え再度需給改善に向けて調整の動きとなるのか?あるいは、「半値戻しは全値戻し」となりこのままじっくりと高値に向かうのか?明日以降の動向が注目されます。今週いっぱい持ちこたえると来週以降は再上昇の流れが期待されます。
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