■□ 日経平均株価の動向と予想 □■

ヒロろんさん

 本日の日経平均株価終値は+97円の15,388円と上昇。TOPIXも+11.96の1,254.28ポイントと続伸しました。
 先週末の米NY株式市場は続伸。マイクロソフトが発表した第1・四半期決算はタブレット端末「サーフェス」や携帯電話、企業向けクラウドコンピューティング関連商品の販売が好調となり市場予想を上回る25%の増収となり株価は2.5%高に。P&Gは電池部門「デュラセル」を分離すると発表、成長分野への資源集中が好感され2.3%高に。また米国でのエボラ出血熱の感染拡大をめぐる懸念が和らいだことも材料となり全般的に堅調な動きとなりました。

 東京株式市場は、先週末の米NY株式市場が上昇、為替もやや円安に進みシカゴ平均株価先物も高く買われたことから、買い優勢で取引が始まりました。
 日経平均株価は+113円の15,404円と高い位置で取引を開始いたしました。しかし寄付き後は上値重くもみ合いが続き+57円の15,348円で前場の取引を終えました。後場に入るとやや買い優勢の展開となり上昇、+97円の15,388円で本日の取引を終えました。

 日経平均株価の中期基調はフラット。短期基調は上向き継続となっております。日経平均株価の日足は窓空け短小陰線を形成しております。
 市場では「重要イベントを前に全体相場がこう着する中、東京電力など値動きの良い銘柄に短期資金が向かっている」「米FOMCなどの重要イベントを控えて様子見姿勢だ。上値を試すにはパワー不足だろう。金融政策待ちの投資家が多い」などと指摘されております。

 日経平均株価は高値・安値を切り上げる反発継続の動きが続いております。日経平均株価は、9月25日の16,374円から17日安値の14,529円まで1,845円幅の下落となりました。半値は922円。下げ幅の半値戻しは15,451円となります。
 暴落後から半値戻し15,451円までの戻りに期待としておりましたが、本日15,424円まで上昇し、ほぼ達成いたしました。半値戻しほぼ達成から今後は利益確定売りから更に上値が重くなることが考えられます。しばらく様子見となります。
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