今週28~29日のFOMCでQE3の終了が正式に決まると思います。
しかし市場が既にQE3の終了を織り込み済みだという先入観は危険です。
今まで織り込み済みという言葉に何度騙されて来たことか ^^;
問題は織り込んだか織り込んでいないかではなく
織り込み済みの理由は何度でも再利用が可能だということです。
要はヘッジファンドを初めとした海外機関投資家の懐具合で決まるというのが私個人の考えです。
多くのヘッジファンドが苦戦しているのは周知の事実ですが
昨年11月から年末にかけて日本株を買い捲った様に
今年はQE3終了を後付け理由にして売り崩す可能性を考えて置くべきだと思います。
さらにヘッジファンドの決算も近付き、45日ルールを考慮すれば
11月中旬までは市場に予想外の地殻変動が起こっても何等不思議はありません。
特に東京市場は閣僚のスキャンダル問題で安倍内閣の支持率が大幅に低下(50%割れ)しており
政治の混乱に付け込まれる隙は大いにある様な気がします。
また個人投資家は損失を最小限に止めることが基本なので
11月中旬までは買いスタンスで臨むのは決して得策だとは思えませんし
もし買い向かうなら必ずヘッジが必要な投資環境ではないかと考えています。
ということで短期的に明日は絶好の逃げ場ではないかと勝手に予想してみました。
但し曲り屋の独り言なので気にしないで下さい!(^◇^)
因みに私は年初から投資資金の大半を温存し続けた所為で
パフォーマンスは過去10年で最低の水準です。(>_<)
現在のCPも80%以上なので、別に慌てて逃げ場を探す必要は無いのですが
今年の目標額にはまだ程遠いので、何とかパフォーマンスを2桁に乗せる最善策を検討中です。
そこで、QE3の終了を売り仕掛けに再利用される可能性を考慮し
明日は取り敢えず先物を売り建ててみようと思います。(明日以降~11月中旬まで売り優先で
)
日経平均15450円以上は文句無しに売り・・・などといろいろ思案中ですが、さて^^;
<国内関連の主なイベント>
~27日:TPP閣僚会合の行方 ➡ 前進すればサプライズ
29日:鉱工業生産
31日:日銀金融政策決定会合及び黒田総裁の記者会見
➡ 追加緩和の期待はゼロ。しかし来年度のETF購入額に言及すれば内容次第で追い風に