宮崎県と鹿児島県の県境にある霧島連山。日本武尊(やまとたけるのかみ)伝説がある「高千穂の峰」を始め、中岳、新燃岳、韓国岳、が連山を形作っている。
上空から見ると大きな火口と火口湖がいくつも集まっている。
連山の距離は約12kmと短く、この間にいくつもの活火山がある。
いま霧島連山の地下にマグマが上昇して来ていて 噴火の危機が迫っている。
山体膨張と温泉の温度が6度上がった。火山性微動が度々観測され、噴火が近付いている事を知らしめている。
硫黄山に火口周辺警報=霧島連山、警戒呼び掛け―気象庁
時事通信 10月24日(金)11時28分配信
気象庁は24日午前、宮崎、鹿児島両県にまたがる霧島連山の硫黄山周辺で火山活動が
強まっているとして、火口周辺警報を発表した。
今後、噴気や火山性ガスの噴出のほか、状況によっては小規模な噴火が起きる恐れがあるという。
硫黄山周辺では昨年12月以降、火山性の地震が続いており、
今年8月には火山性微動も確認された。
同庁は硫黄山から半径約1キロの範囲に大きな噴石が飛来する可能性があるとして、
宮崎県えびの市と鹿児島県霧島市に警戒を呼び掛けた。
韓国岳麓にある硫黄山は周囲1km以内が立ち入り禁止になったが、微妙な位置にえびの高原最大の人々が集る施設が多数ある。
国民宿舎えびの高原荘、ビジターセンター、バス発着場、保養所などが。
大噴火は近日中に起きるだろうが、噴石や火砕流がピッタリ1kmの距離で止まってくれたらいいが、そんなに定規で測った様には行かないのではないか?
えびの高原の施設から鹿児島方面に逃げようとしたら硫黄山の横を通る県道になるが、硫黄山から200~300mの至近距離になる。避難経路を観光客や県民に十分周知して欲しいものだ。