冷たい雨の降った関東地方の今日は11月中旬ごろの肌寒さとなりました。
日本三名園の一つ、岡山後楽園では「松の菰(こも)巻き」が行われたようですが、そろそろ冬物の出番です。
話は変わりますが、有力な証券取引所があり、外国為替取引なども活発で、金融業において中心的な役割を担う都市や地域を「金融センター」と呼びます。
金融センターの実力を測る目安としては2つの指標がありますが、その一つ「国際金融センター発展指数」のランキング(13年9月発表)では、東京はニューヨーク、ロンドン、香港に次ぐ第4位。
もう一つの「世界金融センター指数」のランキング(14年9月発表)では、東京はニューヨーク、ロンドン、香港、シンガポール、サンフランシスコに次ぐ第6位となっています。
こうした現状を踏まえ、東京をニューヨークのウォール街やロンドンのシティに並ぶ、アジアナンバー1の国際金融センターに押し上げるべく議論が進んでいます。
その一環として、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスが金融のプロを育成しているように、東京都は都立の首都大学東京に「高度金融専門人材養成コース」を新設し、高度な金融知識などを備え、新たな金融商品の開発などを担えるプロの育成を目指す方針です。