東京金、ユーロドル

[商品先物～羅針盤さん]

東京金はここ暫く非常にボラ（変動率）の低い展開が続いています。

ＮＹ金が大崩れした時も円安ドル高に支えられ4176円止まりでＮ波動の範囲となりました。

4176円からは4300円まで反発しておりますが、ここから本格的に上昇出来るか、再度失速するかの分岐点にあると見ております。

一目均衡表の先行スパン2が4301円で待ち構えており、雲は薄いのですが、抵抗を受けた格好となっています。

抜けてくると、踏み上げの可能性から4342円前後の可能性が浮上しますが、ＮＹ金は1255.6ドルから反落しており、また、ユーロドルは1.2500から切り返しておりましたが、ペナント下抜けとなっており、ユーロ安の流れに向かい易いチャートになっています。よって、ＮＹ金も反落懸念が出てきています。ＮＹ金の週足チャートはディセンディングトライアングルのように見え、上値抵抗線を超えない限りは下抜け懸念が続き、下抜けした場合は週足ベースでの底抜けですので、1000ドル前後に向けた動きになる可能性が浮上します。

上値を取りに来るか、否か、東京金は正に分水嶺の状況にあると見ています。

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