6月物と、9月物とのズレ(解決!)

はんちくさん
はんちくさん
 1ドル108円、ダウ+150の時点で、9月物のほうが、約100円高い。今までのパターンからすると、9月物が出してる数値が普通だ。

 6月物は、無理やり丁度良い位置にされただけか?

 「日本株」に対する外人たちの姿勢。これを良く見極めるべきだ。下げ要因の一つだった「SQの事情」は、明日から無くなる。継続的に、日本株を買ってくれるのかどうか。

 米は、「原油利益確定+買戻しの日」だな。失業保険は無視で、小売売り上げだけを取った。
 米市場に関しては、「買戻し優勢」はあっても、「買い優勢」になることはないだろう。

 買いを休んだが、まだ空売りはしない。「日本株個別の強弱」を見極めてからだ。本格参戦は来週からだな。

(追記)

 NGTNさん、ありがとうございました。
4件のコメントがあります
1~4件 / 全4件
>NGTNさん

 うわー!脳みそがーー!w

 金融市場を丁半バクチ程度にしか捉えていない僕には、いささか複雑ですが、おおよそのことは分かりました。

 「ドル先高の見立て、金利上昇が作り出しているズレ」と理解します。
 この程度の返答しか出来ぬことをご容赦くださいw 
 先物の世界は、改めて単独で勉強せねば駄目ですね。

 夜中になるとSGXが止まるので、その辺の計算を踏まえて、CMEを眺めてみようと思います。
 でないと、東証の寄り付き値の推測もできませんし。

 ご丁寧に解説していただきありがとうございます。
NGTNさん
はんちくさん、
こんにちは。あの、円建てとドル建ての差は金利差のせいだと思っていたのですが、どうやら違うみたいです。他の方が日記に書いていらっしゃいました。間違ったことを言ってしまって申し訳ありません。。。
http://minkabu.jp/blog/show/24176

CMEの説明によると、ドルの投資家が先物と現物の裁定取引を行う場合、ドル建ての日経平均先物を売って、同時にドルを円に換えて日経平均先用銘柄の現物を買う。それから、先物と現物が逆鞘の時に解消するかSQ決済に持ち込むかしたあと、円を再度ドルに戻す。って手順になります。すると、為替変動リスクが出てくるので、そのリスクの分だけドル建て日経平均先物は高くなる、ってことみたいです。

CMEが言っていることなので正しいのでしょう。でも、ちょっと考えたのですが・・・円の投資家が、円建て先物とドル建て先物で裁定取引を行おうとした場合、一般的に円建てよりドル建ての方が高いので、円建ての先物を買って、同時に円をドルに換えてドル建ての先物を売る。それと同時にドル円をショートすれば、為替変動リスクが無くなり、円建て先物とドル建て先物の裁定取引になる。ただし、ドル円のショートは金利差の分を支払わなければならない。もし市場が効率的なら、円建て先物とドル建て先物の価格差は、ドル円をショートした時に支払う価格と等しくなる。と考えると、結局はドル建てと円建ての価格差は、金利差に等しいのではないか、という気もしてきます。

ごちゃごちゃ書いてしまいましたが、実戦面では、ドル建てと円建ての価格差も、現物と先物の価格差も、SQが近づくにつれて0円に近づいていくことに注意しつつ、現在ドル建て先物が円建てよりもどれくらい高いか把握しておく。ドル建ての終値を見た時に、大証の始値がだいたいどれくらいになるか判断できるようにしておく。って感じでしょうか。(CMEの円建て先物は出来高が少ないので値が変になることがあり、流動性の高いドル建ての方が紛れが少ないです。)
>NGTNさん

 こんばんはー

 なるほど。ドル建ての数値でしたか。普段は次限月の数値は目に入らないのですが、明日からの採用のため、「おや?なんでだ?」と突然思ったためですw 先物の仕組を全く分かっていませんw

 勉強してみます。ありがとうございます。

 SQ抜け後、どうなるんでしょうか。市場環境は、あまり良くなさそうですね。
NGTNさん
CMEの9月限の日経平均先物(ドル建て)が高いのは、ドルの金利が円に比べて高いからです。CMEの9月限の円建ての日経平均先物は、6月限+20円くらいのはずです。この現物と先物の鞘は、ドル建ても円建ても大証の先物も9月のSQに近づくにつれて0円に近づいていきます。
ちなみにCMEの円建ての方に、大証の日経平均先物は鞘寄せする場合が多いです。
「先物 理論価格」などで検索すると、金利や配当から現物と先物の鞘が決まるという説明が出てくると思います。
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