イオンは22日、傘下のウエルシアホールディングス、CFSコーポレーション、タキヤ(兵庫県尼崎市)、シミズ薬品(京都市)のドラッグストア4社を2015年9月までに経営統合すると発表した。4社の売上高は単純合計で5132億円となり、マツモトキヨシホールディングス(4953億円)を抜いて国内首位となる。店舗数は合計で約1400になる。
ドラッグストア業界では、コンビニやスーパーなど異業種の参入で化粧品、日用品、食品販売を含めた総合力の競争が激化している。統合でイオンが持つ食品などの商品調達力と、ウエルシアの調剤薬局のノウハウを融合し収益性を高めることが狙い。