ギニア、リベリア、シエラレオネなどの西アフリカで感染拡大が止まず、欧米でも感染が確認されているエボラ出血熱について、世界保健機関(WHO)は14日、有効な対策が講じられなければ感染者数が急増する恐れがあると警告しました。
一方でWHOは20日、ナイジェリアではエボラ出血熱の感染が終息したと発表しました。エボラ出血熱の封じ込めに成功したのはセネガルに次いで2カ国目で、リスクにさらされている他の発展途上国にとっても光明となっています。
本日の相場では、エボラ治療薬の候補となっている抗インフルエンザウイルス薬「アビガン錠(ファビピラビル)」を海外での投与拡大に備え増産すると発表した富士フィルムが全般安の中、堅調に推移しました。
ところで、特許分析のパテント・リザルトが、化学業界で昨年4月から今年3月末までの1年間に登録された特許を対象に、各社が保有する特許資産について総合的に評価した「化学業界 特許資産規模ランキング」は下記のようになっています。
(コード)(企業名)(登録件数)
1位 4901 富士フィルム 2906件
2位 4452 花王 1324件
3位 4204 積水化学 562件
4位 6988 日東電工 670件
5位 4631 DIC 400件
ちなみに順位は昨年と同じで、富士フイルムは5年連続の1位となっています。