さ のさんのブログ
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個人投資家向け合同会社説明会
今日は新興市場上場の複数企業が主催した「個人投資家向け合同会社説明会」に出席してきました。
・インタースペース
・夢の街創造委員会
・オウケイウェイヴ
の三社です。
内容自体はとても興味深くて有意義な時間でした。
が、ちょっと気になる点も。
参加している企業すべてが公募価格割れの現状だそうです。
業績は好調で、年々成長しているんですが株価はふるわない。
新興市場すべてが悪いわけではありません。
が、業績の大幅下方修正を行う企業も多くて、どの企業を信頼して良いのかわからない、といった状況ではないでしょうか。
新興市場に上場している企業は何らかの手段で自社の信頼性を高める必要があると思います。
・とにかく好業績を積み重ねる?
・わざと低めの業績予想をして、後から上方修正する?
・業績予想の精度を上げるため特別な施策を練る?
・課せられた義務以上のIR資料を作成する?
僕が軽々に結論を出せるような話ではありませんが、何らかの対策を練っていただかないと新興市場に信頼が戻るのは難しいかもしれません。
話は変わりますが、
違う視点で興味深かったのは若い年代の参加者が多かったということ。
若い投資家がどんどん増えるといいですねぇ。
投資に対する偏見が薄れていくことを望みます。
念のために言っておきますが、僕も参加者の中では若手の部類に入ってました。
定年を迎えたような方もたくさんいらっしゃったのでね。
こんなこと気にしてる時点で・・・・・・
みなまで言わないでください。
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新興市場は信頼されていないから低迷している、と良く言われますが、最近特に悪くなったわけでもないですし、むしろ情報開示は進んでいると思いますし、本当にどうしたら投資家が戻ってくるのか悩みますね。
中国やベトナムでは株価が急騰していますが、中国やベトナム企業の方が、日本の新興企業よりも信頼できると言うことなのでしょうか?
このあたりはBRICS投資を行っている方の判断基準を聞いてみたい気がします。
さのさんの参加したような、個人投資家へ積極的に情報開示する企業は、もっと評価されていいと思います。
BRICSへの投資は、正直言って「わからないから魅力的」といった部分も多々あるような・・・・・・
さすがに日本の新興市場の方が信頼性は高いように思うんですが。
今回参加した企業も、個人投資家向け説明会をやったのは初めてという話でした。
とはいえ前向きにこういったことをやっていこうとしている点はやはり評価できると思います。
セミナー等はネット上でも良くやってるので、個人投資家向けの説明会もネット上でどんどんやって欲しいものです!
ただ、実際に行ってみるともう少し違う雰囲気を味わえたりするかもしれません。
・会場の雰囲気は?
・社員の対応はどうなのか?
・どんな投資家に興味を持たれてるのか?
なんてことがわかるのはそれなりに価値があると思います。
新興市場の会社説明会は気軽なものになっていると思うので一度行ってみるのもよいかもしれませんよ?
まったくのおもいつきですが、
近い将来みんかぶに参加している人たちを集めて会社説明会まわりをしてみる、なんていうのもおもしろいかもしれませんね。
株式投資ツアーと銘打って、
東京アローズ見学→会社説明会出席→ラジオ日経公開生放送見学とか。
ラジオ日経の公開生放送は平日しかやってないのかな?
東京アローズの見学は団体で申請すると東証のガイドさんが説明してくれるんで、一度行ってみたいなぁと思ってるんです。
①そこに投資する個人投資家(の行動)が信用できない(サヤ取り行動をとる人が圧倒的に多く、何を信用して投資してよいか判断できない。)
②取引量があまりに少なく、売買行動がとれない恐れがある(流動性リスクの問題。成り行きでは怖くて売れません。)
ですから、新興市場に上場する個々の企業を信用していないわけではないのです。私のような投資(投機)家が意外と多いのではないでしょうか?
投資と投機については、資産運用の手法、考え方の違いのみであって、どちらが良い悪いの問題ではないと考えています。
(個人的には、空売りを繋ぎ売り、リスクヘッジ目的以外で使用するかどうかで、投資、投機を区別しています。資本参加目的で売りをかける人はいませんから。)
おっしゃるとおりだと思います。
個人投資家の質、流動性の問題、どちらも大きな課題でしょう。
個人投資家の質を少しでも高めるための努力は企業側でもできるかもしれませんね。←基本的には難しいんですが。
流動性の問題は一企業ではなかなか解決しないかもしれません。
そもそも新興企業は資産が少ないわけですから、どうしても流動性は限られたものになってしまいます。
それに加えてやたらめったらいろんな企業が上場するので、相対的に一企業に向かう資産の総量が限られてしまっていますね。
それから、空売りは投機的である、という点もおっしゃるとおりだと思います。
「上場がゴール」の会社も多いですからねぇ。
そんな企業の社長さん&社員のために個人投資家が損失をこうむるのはたまったもんじゃないですね。
たとえ個人投資家の利益は少しばかりだとしてもWin-Winの図式が成り立ってないと。