■□ 日経平均株価の動向と予想 □■

ヒロろんさん

 本日の日経平均株価は+578円の15,111円と大幅反発。TOPIXも+47.12の1,224.34ポイントと大幅反発いたしました。
 先週末の米NY株式市場は上昇。発表された9月の米住宅着工件数の増加や、政府系住宅金融機関(GSE)の連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)と連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)が、住宅ローン貸付の拡大につながる可能性のある合意に近づいているとの米紙ウォール・ストリート・ジャーナルの報道を好感しました。

 東京株式市場は、先週末の米NY株式市場が反発、為替も円安に進みシカゴ平均株価先物は大きく買われたことから、買い優勢で取引が始まりました。
 日経平均株価は+290円の14,822円と高い位置で取引を開始いたしました。寄付き後も買い優勢の流れは継続しジリジリと上昇し+486円の15,018円と15,000円台に乗せ前場の取引を終えました。後場に入っても反発継続となり+578円の15,111円で本日の取引を終えました。

 日経平均株価の中期基調は下向き継続。短期基調は下向きからフラットとなっております。日経平均株価の日足は陽線を形成しております。
 市場では「強い反発となった。乱高下を続ける日米市場が落ち着きを取り戻せるかがポイントになるが、国内企業業績への期待感から先高観も根強い」「海外ファンド勢のリスク回避は一巡したが、自律反発の域を出ていない。欧米の経済状況はもう少し見極めが必要。しばらくは不安定な動きを考慮しておく必要がある」などと指摘されております。

 市場もようやく底打ち感のある動きとなりました。日経平均株価は、9月25日の16,374円から17日安値の14,529円まですでに1,845円幅の下落となりました。半値は922円。下げ幅の半値戻しは15,451円となります。まずは半値戻しの動きに期待していきましょう。
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