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【1】今日の相場 **
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◎日経平均
15111.23(+578.72)△3.98%
◎TOPIX
1224.34(+ 47.12)△4.00%
◎売買高概算 23億7962万株
◎売買代金概算 2兆3186億円
◎時価総額 439兆9956億円
◎値上り銘柄数 1802 ◎(年初来)新高値 5
◎値下り銘柄数 21 ◎(年初来)新安値 12
◎変わらず 10
◎騰落レシオ(25日) 73.83%
◎カイリ率(日経平均)
25日線比-3.97%
75日線比-2.67%
◎為替
(対ドル) 107.20
(対ユーロ)136.54
◎出来高上位
1.みずほ <8411>
184.7円(+ 6.4円)202,615千株
2.ユニチカ <3103>
49円(+ 3円) 78,154千株
3.三菱UFJ<8306>
570.4円(+19.4円) 59,442千株
4.新日鉄住金<5401>
255.1円(+10.6円) 43,052千株
5.三住建 <1821>
124円(+ 6円) 31,099千株
◎売買代金上位 (円)
1.ソフトBK<9984>
7230円(+ 402円)116,667百万
2.日経レバE<1570>
9960円(+ 710円) 95,230百万
3.トヨタ自 <7203>
6028円(+ 297円) 69,818百万
4.リクルート<6098>
3800円(+ 255円) 66,443百万
5.みずほ <8411>
184.7円(+ 6.4円) 37,298百万
◆相場概況
外国証券の寄付前の注文状況・・・売り600万株 買い890万株
本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅高、前週末比578円(3.98%)高の1万5111円と1万5000円台を回復しています。上げ幅は今年最大となり、2013年6月10日の636円高以来の大きさとなります。
欧州中央銀行(ECB)の追加金融緩和期待の高まりから欧州市場が大幅高となったことを受けて週末のNYダウも263ドルの大幅高となったこと、円相場が1ドル=107.20円前後と先週末の106.20円前後から1円近い円安となったことを好感して東京市場も朝方から幅広い銘柄に買いが優勢。買い一巡後も年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が国内株の運用比率を20%台半ばまで引き上げると報じられたことが支援材料となって相場はしっかり。引けにかけてジリジリと上げ幅を拡大しています。
売買代金は概算2兆3186億円、値上がり銘柄数は1802とデータが遡れる97年2月以降で最高、上海総合指数は15ポイント高の2356です。
業種別では33業種全て上昇。特に、情報通信、自動車、機械、建設、電機、精密、医薬品の上げが目立ちます。
個別銘柄では、主力株が軒並み大幅高で相場全般を牽引しています。トヨタが297円高の6028円と5%を超える上昇、富士重工が205円高の3255円と6%超、NTTが357円高の6362円、JR東日本が382円高の8014円、ファナックが1000円高の1万8695円と5%超。
三菱UFJは19.4円高の570.4円、清水建設は45円高の765円、富士フイルムは169円高の3392.5円、村田製作が575円高の1万1795円、ファーストリテイリングが1160円高の3万7905円、ソフトバンクは402円高の7230円、KDDIは249円高の6410円となっています。
ファーストリテイリング、ソフトバンク、ファナック、KDDIの4銘柄で日経平均株価を151円押し上げています。
他にも3大信号会社トップで鉄道・交通信号、また自動出改札装置など駅務機器も手掛ける日本信号が32円高の1028円と値を上げています。4~9月期の連結営業利益が前年同期比6割増と報じられ、好業績を好感した買いが入っています。
07年に阪急と阪神百貨店が統合のH2Oリテイリングが58円高の1708円と上昇。同社の株主である阪急阪神傘下のプロ野球球団、阪神タイガースが9年ぶりの日本シリーズ進出を決めたことも支援材料となり、収益拡大への期待から買いが入っています。阪急阪神HDも22円高の592円と値を上げています。
内装材トップメーカーの東リが19円高の223円と上昇。10:30に2015年3月期の連結純利益が前期比34%増の18億円になる見通しと発表。従来計画15億円から上方修正となり、好感した買いが入っています。内装材の需要が好調です。
その他、リニア新幹線関連で地質調査首位の応用地質が211円高の1811円、大型コンベヤの日本コンベヤが19円高の273円と7%超の上昇、地下掘削機械の鉱研工業は31円高の761円と連日で大幅高となっています。
尚、上場3日目のリクルートHDは255円高の3800円となっています。初日の初値は3170円、公募・売出価格は3100円でした。
本日の新高値銘柄は、サカタのタネ、飛島建設、ヤマト、リクルート・・・等々です。
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【2】主な材料 **
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・日経大幅高、上げ幅は13年6月以来の大きさ
・安倍内閣、経産相と法相の女性閣僚2人が辞任
・日銀地域経済報告、東北の景気判断を引き上げ
・日銀総裁、景気「基調的に緩やかな回復続く」
・9月の全国百貨店売上高、6カ月連続マイナス
・ベネッセ、子ども向け英会話ミネルヴァを買収
・住友鉱山、リチウムイオン電池向け材料を増産
・ジャフコ4~9月期、純利2.3倍で過去最高
・塩野義の4~9月期、減益幅拡大 税引当金で
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【3】主な投資判断 **
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[クレディS証券]
据置き A
(6762)TDK 6,100→ 6,700円
据置き A
(6981)村田製作所 12,000→13,000円
[野村証券]
新 規 A(3626)ITホールディングス 2,400円
新 規 A
(8056)日本ユニシス 1,200円
新 規 A
(9719)SCSK 3,700円
[三菱UFJMS証券]
据置き A
(4927)ポーラオルビス 4,600→ 5,000円
引下げ A→B
(7262)ダイハツ工業 2,070→ 1,600円
[みずほ証券]
新 規 A
(3291)飯田グループ 1,700円
新 規 A
(8848)レオパレス21 800円
引上げ C→B
(4530)久光製薬 3,650円
※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価