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陰徳を怠慢の言い訳にしてはならない (株と戦争)
渋沢栄一のメッセージ
日本の古い考え方によれば、自分の「自慢話」、「よいこと」を口に出したり、人に知られたりするのは「奥ゆかしくない」とされます。
寄付なども、表立ってするのは恥ずかしい。無記名にするのが美徳と言われる。税制の違いもあるが、欧米に比べて日本では寄付文化が根付いていない。
「陰徳」尊ばれるからと言われるが、怠慢の言い訳になっていないか?
陰徳どころか、そこに光を当てると、見えてくるのは、粉飾会計、談合、偽装。いったい武士道がどこにあるのか。
正しいと信じたことは、何があっても、勇気を持って行う。そこに「武士道の本当の美しさ」がある。
陰、表に関係なく、よい行いは、なされるほうがいいに決まってる。
陰徳を言い訳にするのはやめて、また、他人への批判もいい加減にして、自分が出来ることから「正しい行い」に時間とエネルギーを使おう。
いまだに、「株をやる」という言われ方をする日本。
お金(現金)を中心に語られすぎる日本。
お金は大切だけど、1つの価値基準に過ぎない。
物の値段が2倍になれば、同じ現金を持っていても、実質、半分の価値になったということ。
社会に貢献し、製品、サービスを値上げできる、インフレに動じない会社。
ライブドア事件のときは、株価を上げるのを悪のように言われ、今は逆に、外国人投資家の資金を呼び込もう、という。
株安とマスコミによって、外人に買ってもらおうというコンセンサスができてる。
アメリカ、中国、ロシア、イギリス、太平洋戦争で日本に勝利した国。
本当の戦後処理は、終戦から63年経た今年の夏からだったりして。
日本人が買わずして、どうやって守る。
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渋沢翁のお話は、今の私には
少し徳が高くて難しいですが、
その解説で、goldfingerさんの誠実なお人柄が
解ります。いつも楽しみに拝見してます。
お久しぶりです。。日本人は寄付嫌いな人種でもなかったのですけど(^^;国民皆保険や義務教育などの社会保障制度がよくなって、周りが何もしなくても良い国にってしまった・・から・・なんて話を聞いたことがあります。。米はボランティアはセレブのたしなみと言われる国・・すごいことですよね~
こんにちは、コメントありがとうございます。
お互い、少しずつでも、精進しましょう。
こんいちは、コメントありがとうございます。
税金は国や地方自治体にお金の使い方を任せること。
寄付は自分の意志で使って欲しいところに渡すこと。
寄付金の税制を拡大しないのは、国がお金を使いたいからか?
西洋では、『ノブレス・オブリージュ』、「富める者、公共の利益のために私財を還元し、恵まれない人々に再分配すべし」という考え方があり、とても有名な人が、財団を作ったり、また、ある人は、毎年、何百万ドルも、寄付し続けているそうですね。
また、日本でも、武士の時代は、「君に忠、親に孝、自らを節すること厳しく、下位の者に仁慈を以てし、敵には憐みをかけ、私欲を忌み、公正を尊び、富貴よりも名誉を以て貴しとなす」という考え方があり、高潔な人格の教えはあったようですね。
現在にも、志がある人はきっといらっしゃると思いますが、もし、税制の問題など、阻むものがあるのだとしたら、残念なことですね。
投資については、対日投資促進のため、海外ファンドや企業に向けて、税制を変えるそうですね。
その税金分は、どうするのだろうと思いますが。
より、日本を買ってもらいやすくする行動に思えます。
>本当の戦後処理。
非常に考えさせられますね。
ギャンブルでない投資に、多くの日本人が、向かっていかなければならないようです。
こんばんは、素晴らしいコメントと教え、ありがとうございます。
肝に銘じたいと思います。
大事な転換点が近づいてます。