らいあんさんのブログ
日本の組織は管理側の質が悪すぎる
最近、日本の組織ってのは本当にトップにいる連中や管理側が責任を取らないってことを痛感してしまう。
というか、日本の組織では管理側の人間が責任をとるという概念が年々なくなってきていると思えてならない。
サッカー代表を見てみるとワールドカップ惨敗後、協会のえらい人たちは誰一人辞めていないし、プロ野球はいまだにクライマックスシリーズなんていう非論理的なひどいシステムを選手たちに課しているありさま。
1勝なんかのアドバンテージを渡しても長いペナントを制してリーグ優勝したチームの結果と釣りあうわけがない。サラリーマンが1年間懸命に働いて、年収が100万円で納得するだろうか? 仮にどうしても野球界を盛り上げるためにこの短期決戦が必要だとしたらペナントで優勝した方に3勝ぐらい渡して敗者復活側が4連勝しないと勝てないみたいな状況にしないと、全くつじつまがあわない。敗者復活ってのは現実世界それぐらい難しいんだからさ。
これで阪神が勝って日ハムが勝ったら、その勝者が日本一って言ってもうれしいのはそのチームのファンぐらいでしょ? 本当にじじぃどもの浅はかな目先の銭勘定もここまで来たかと思うとうんざりする。
仕事面でもね、派遣社員として大手通信キャリアで働いているが、去っていくのは同じ派遣の人たちばかりだ。あほで自分たちのことしか考えていないマネジメント能力ゼロの課長たちの下で、どんどんみんな失望して辞めていくんだけど、辞めるのはいつも派遣社員だから、彼らが責任を取らされることもない。日本の派遣制度の最大の問題点は、企業の効率化とかコストカットとしてこの制度が利用されているというより、こういう社員の高すぎる人件費を補うために利用されているって点なんだよね。
そうしてその副作用として、十分な経験やスキルを積めないままに年をとる若者が増えてこれが将来の労働力をさらに低下させる。トータルで見ても長期的には日本経済にとっていいことなんて一つもないのにね。
こういう無機質なやつらを見ていると、日本人が一致団結してなんて言ってた自分が本当馬鹿らしくなるね。