昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA -24.50 @16,117.24, NASDAQ +2.07
@4,217.39)。本日の日本株全般は続落した。東証1部では、上昇銘柄数が259に対して、下落銘柄数は1,468となった。騰落レシオは69.42%へ下がり、久しぶりに70%を割り込んだ。東証1部の売買代金は2兆5132億円と高水準で、恐怖に耐えられなくなった人が売り急いでいることが覗える。
売り急ぐ人や売るべき人が出尽くすと売買代金は低下してくる。これ以下の値段ではもう売りたくないという水準まで株価が下がると、出来高も売買代金も非常に少なくなる。そこがチャンスであるが、殆どの人は訓練されていないので、そこで動けない。無意識のうちに底値で買いたいと思っているからだが、そんなことは不可能である。底値圏にあると感じたら、分割で買い出動しなければならない。昨夜のうちに逆指値成り行き買い注文をいくつか出しておいたが、今日は約定しなかった。まあ、そのうち約定するだろう。売り玉はまだ全玉維持している。
TOPIXも日経平均も大きく続落し、騰落レシオは70%を割り込んだ。8月8日安値を割り込み、底値が見えない中で多くの人が恐れおののいているだろう。しかし、当面の底値はそんなに先ではないはずだ。9月25日高値を起点として下方新値10本下げてきた。ここからは目先強気で臨みたい。
TOPIX
-18 @1,177
日経平均 -206円
@14,533円
33業種中28業種が下げた。下落率トップ5は、医薬品(1位)、ゴム製品(2位)、食料品(3位)、輸送用機器(4位)、化学(5位)となった。