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【2】主な材料 **
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・再生エネ、国民負担抑制の観点から入札制を導入 経産省
・1年物短期国債入札、落札利回りが9年4カ月ぶり低水準
・8月の鉱工業生産確報、1.9%低下 速報から下方修正
・北海道電、家庭向け電気料金を15%引き上げ 国が認可
・アートネイチャ、1株を2株に分割 10月末現在の株主
・10月の中国PPI、前年比1.8%下落 前月から拡大
・10月の中国CPIは1.6%上昇 4年8カ月ぶり低さ
・サウジのアルワリード王子、原油安を危惧「命取りになる」
・WHO、エボラの感染拡大を指摘 12月上旬に週1万人
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【3】主な投資判断 **
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[UBS証券]
据置き A
(9984)ソフトバンク 9,600→10,400円
[JPモルガン証券]
新 規 A
(5108)ブリヂストン 4,500円
新 規 A
(6902)デンソー 5,900円
[モルガンSMUFJ証券]
新 規 A
(2440)ぐるなび 2,200円
据置き A
(9201)日本航空 3,100→ 3,500円
新 規 A
(9603)HIS 3,700円
引上げ B→A
(9706)日空ビル 2,600→ 4,800円
[野村証券]
据置き A
(7532)ドンキホーテ 6,750→ 7,250円
据置き A
(9948)アークス 2,150→ 2,500円
据置き B
(5938)LIXILG 2,840→ 2,360円
[三菱UFJMS証券]
新 規 B
(6841)横河電機 1,610円
[みずほ証券]
据置き A
(4503)アステラス製薬 1,680→ 1,850円
据置き A
(9201)日本航空 3,650→ 3,500円
据置き A
(9202)ANA 250→ 280円
据置き B
(9983)ファーストリテ 34,000→37,000円
[大和証券]
据置き 2
(7599)ガリバー 1,120円
※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価
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【4】ミスターマーケット **
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ベンジャミン・グレアム(1894~1976年)は「バリュー投資の父」と呼ばれたカリスマ投資家で、世界で最も成功した投資家ウォーレン・バフェットの師として知られています。
その彼が好んでよく用いた「ミスターマーケット」の例え話があります。
『ミスターマーケットは親切な人で、毎日家のドアの前に現れて、毎日違う株価で株の売買をもちかけてくれます。
ミスターマーケットが提示してくる株価は、妥当なように思える時もあるが、馬鹿ばかしい価格を提示してくる時もあるといった具合です。
投資家であるあなたは、彼の提示した価格に同意して取引してもよいし、彼を完全に無視しても構いませんが、いずれにしても彼は毎日その時々の株価を提示して投資をもちかけてきます。』
ミスターマーケットを証券のセールスマンと考えても良いし、市場そのものと解釈しても構いません。
重要なことは『ミスターマーケットが気まぐれで提示してくる価格に振り回されてはいけないことだ』とグレアムは言います。
グレアムはさらに『投資家は、市場に参加することではなく市場の愚かさから利益を得るべきである。投資家は、ミスターマーケットがしばしば行う不快な言動に対して、過度に気をとらわれるよりも、むしろ現実世界の会社のパフォーマンスに注目し、割安な株式を取得することに集中する方がよい』と断言しています。