今から12年前となる2002年(平成14年)の本日10月15日、北朝鮮に拉致された蓮池薫さん、曽我ひとみさんら5人が25年ぶりに帰国しました。
相場はご存じの通り、大きく下落しており、9月25日に付けた高値1万6374円から昨日のザラ場安値1万4919円まで値幅にして1455円、率にしますと9%近い下げとなっています。
10月は波乱相場の習性があり、下押しは想定内であった訳ですが、それでも実際に体現しますとやはり戸惑うことも多いかと思います。
ここで最も気になるのは今後の展開かと思います。それを見通す上で見逃せないのが、的中率の高い騰落レシオであり、昨日に75%と注目の水準となってきました。
そしてもう一つ。11月4日に米中間選挙があるという点も見逃せません。米国には「Sell in May,and go away」や「中間選挙年の株価は投票日の前に下がる」という相場格言がありますが、「Sell in May」の次には「9月後半には戻ってきなさい」と続いています。また、「中間選挙年の株価は投票日の前に下がる」の次には「しかし、その後は
上昇する」という文言に繋がっています。
実際、米中間選挙後には強い株高の修正があり、1974年以降、過去10回のケースでは選挙直前の安値から翌年6月にかけての高値まで平均で30%という大幅上昇となっています。
この度の下押し局面。年末にかけての「クリスマスラリー」、餅代稼ぎの「餅つき相場」、そしてお年玉の「新春相場」、さらに大空に羽ばたく「鯉のぼり相場」に向けてのビッグ・チャンス到来と前向きに捉えて臨みたいところです。