siozukeeeeeeさんのブログ

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だから言ったでしょうに・・・これからは「内需」だって

実質GDP、年率4・0%増に上方修正…内閣府  

6月11日9時6分配信 読売新聞

 内閣府が11日発表した2008年1~3月期の国内総生産(GDP)改定値は、物価の動きを除いた実質で前期比1・0%増、1年間の成長率に換算すると4・0%増となった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080611-00000010-yom-bus_all

実感が伴おうが伴わなかろうが、日本の内需の力強さは、折り紙つきと言っても良いくらいの、強力さを持っているのですよ。
例えて言うならこういうことです。

金を使う無職より、金を使わないケチ社会人の方が、金を使う。

社会生活に参加するというは、最低限の消費をしていくということです。
これは経済にとってとても影響力が大きいのですよ。
絶望的だった企業の雇用状況が曲がりなりにも回復してきたことで、就業を諦めていた多くの第一期不況経験者が、再び社会に戻ってきていると思われます。
団塊世代の会社員リタイアによる社会生活上の出費の低迷を、私は少し危惧していましたが、復帰世代の影響のほうがより強く経済に影響を与えているようでございます。
バブル崩壊からあと数年で20年というのに、未だ株価は回復しきれないことからもわかるように、不況の影響は相当甚大だったということです。

復帰を始めた彼らが働いている先は、おそらく低賃金でありましょう。
しかし低賃金とはいっても、最低賃金はあるのですから、生きていくことは出来ますし、しかも長時間労働を避けることも出来る選択肢もあります。
生きていくことが出来て、余暇の時間があれば、多様性のある日本社会ですから、幸福はいくらでも掴み取れます。
真の勝ち組とは、低賃金社会の荒野にて、再び黙々と自分の人生を耕し始めた人のことをいうのかも知れませんよ(笑)

しかもこれから起こる内需の拡大は、復帰を始めた世代が比較的若い世代(30代)でもあることから、想像以上に息の長いものになる可能性があります。
社会の歯車が回りだせば、その恩恵は復帰しつつある彼らの元にも返ってくることにもなります。
そうすると何が起こるか。
次なる大車輪が誕生する可能性も、否定することは誰にも出来ないのであります。
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