日経先物が280円安だった先週の終値。
週明けの今日は、為替ドル円が106円台に突入寸前までドルが下がった。
つい先日110円台乗せをして瞬く間に3円動いた計算になる。
株式市場はモルガンスタンレーが3000億以上一気に売り浴びせた。その影響を受けて株価が暴落。
もともとあらゆる数値が上がり過ぎを示していたから下落は当然としても、ヘッジファンドの動きは想像に優ると言わざるをえまい。これが株式市場と言うところなんだね。
エレベータ相場になった株式市場。
個人投資家の多くは「儲けてやろう!」と株式投資をしていた筈だ。
他の人はいざ知らず「自分だけは儲かるだろう」と考えて株を保有しただろう。
ところがどっこい世の中そう甘くないんだよね。
市場に多額のカネが入って滞留している。何兆円ものカネが溜まっている。泥棒ならずとも誰でも触手が動く。動いて当然だ。
その金を狙う者はヘッジファンド。そうこんな顔をしている(▼▼メ)。こいつらは先物指数が得意だ。
個人投資家達は現物市場に偏るが彼らは先物市場が主戦場なのだ。
情報力と資金力においては個人など足元にも及ばない。戦う前から勝負は明らかだ。
それでもたまには個人でも儲かる株式投資。
だから株にのめり込む個人投資家が多くなる。
最初はお小遣いから始め、やがて貯金。その内給料、退職金、借入金へと資金を増やしてつぎ込む。
「儲ける、儲けたい」の欲望が先に立ち 株式売買を繰り返す。
個人投資家の多くがやがてやって来るドスン下げと、来る日も来る日も大幅下げを仕掛ける(▼▼メ)にその財産をごっそり持って行かれる。(▼▼メ)には悪徳証券会社もお供し個人の生血を吸う。
多くの損を出した後、初めて知る大切な事。「資金管理」「ロスカット」「myルール」
儲ける事よりもっと大切な「負けない事」、「負けても小額損で済ます法」
これが出来たら今回の暴落劇を「楽しみながら見る事」が出来る。
週明け相場をおびえ、恐怖で迎える人とは一枚も二枚も違う人達が居る。
さてあなたはどちら側に立っているかな?