ユリウスさんのブログ

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平原誠之のピアノ・コンサート -伊丹アイフォニックホール-


 ひょんなことから平原誠之氏を紹介されて、彼のピアノを初めて聴いたのは2006年だった。以来、何回もコンサートに足を運び、CDやDVDを買ったり、Blogに彼の活躍を書いたりして、音楽を楽しみながら、ささやかな応援を続けている。

 昨日は知人が力を入れている「伊丹公演実行委員会」主催の『平原誠之 ピアノ・コンサート』が伊丹アイフォニックホールであった。今回は秋の季節を反映させてか、いつもよりややおだやかな曲目が多かったように感じた。



平原 誠之(ひらはら まさゆき)
1980年7月15日生まれ。神戸市出身。A型
クラシック音楽を基礎としたピアノの演奏・作曲家。日本・エルサルバドル音楽親善大使。
情熱的な演奏、弱音、間合いに定評があり、オーケストラを想起させる豊かな表現力を持つ。
既成概念にとらわれない演奏・作曲が高い評価を受け、全国各地で公演を行う。
2010年ショパン生誕200周年記念に行われたソロ・コンサートに日本代表として招聘され、エディンバラ日本国総領事より「在外公館長表彰」を授与される。翌年再招聘を受け、イギリス各地でソロ・コンサートを行う。2012年カリフォルニア州アーバインヤマハ・マスターコース作曲クラスに特別教授として招聘される。
 


プログラム(クリックすれば読める大きさになります)

 
 アンコール曲は「ジュピター」と「レ・ミゼラブル」でした。どちらも素晴らしい演奏でホールは拍手の嵐がなかなか治まりませんでした。


 彼の公式WebsiteにあるYoutubeから、2曲をお耳に入れたいと思います。

1 しみじみとした静かな曲がお好みなら、こちらをどうぞ!
「出逢い」 http://youtu.be/oBBGWJyjBUA 作曲:平原誠之、 ピアノ:平原誠之 演奏時間:7分22秒 


2 独特の力強いストーリーをもった曲がお好みなら、ちょっと長いですがこちらをどうぞ!
「火の鳥」(モチーフは手塚治虫の火の鳥)http://youtu.be/HpB119OJ2bI  作曲:平原誠之、 ピアノ:平原誠之 演奏時間:17分57秒


蛇足:2006年11月11日のエントリー「平原誠之のピアノコンサート」にはじめて彼のピアノを聴いて、興奮してこんなことを書いています。
 彼は狭い島国日本より、広いアメリカに行って演奏活動をする方がいいように感じる。なぜなら、彼の音楽は大きい。自由な国アメリカの方が、先入観なく彼の音楽性を受け入れて、素直に認めてくれると思うから。

 このコンサートは江口氏の企画で、市民スポンサーによって、200人の中高生が招待されていたのもすばらしいことだった。あの日(9/22)、偶然街角で江口氏に出会わなかったら、そして氏が声を掛けてくださらなかったら、翔年はこの天才を知らずに生を終えたかもしれません。平原さん、江口さん、ありがとう。
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