2489 アドウェイズ

ヒロろんさん
スマートフォン向け無料通信アプリを運営するLINE(ライン)上場期待。 LINE関連の主軸として市場の注目度が高いのが「アドウェイズ」ですが 【LINEが日本と米国で準備を進めていた株式上場を年内は見送ると明らかにした。】 http://www.nikkei.com/article/DGXZZO77566980W4A920C1000000/ と、LINEの上場年内見送りが決まり、株価は低空飛行を続けています。 今後の売り圧力となる信用買残が576万500株と膨大に膨れ上がったまま。この手垢の付きすぎた 株が上がるには最低でも出来高1,000万株以上の商いが必要となり、出来高が膨らむ理由がない以上、 上値は重いままの状況が続きます。 月足で売り転換、8ヶ月目。週足で売り転換、5週目。日足で売り転換、9日目。 短中長期どのトレンドでも現状、戻りは売りのトレンドとなっています。 四季報(秋)では今期+17億の黒字予想。来期+25億の黒字予想と増収増益傾向の見通しですが 前回の四季報(夏)では今期+20億の黒字予想。来期+28億の黒字予想でしたので、見通し自体は 前号よりも事実上、減収減益の下方修正されています。 もちろんLINE上場が見送りになっただけで上場中止になったわけではないことから、 材料性・ポテンシャル自体は潜在したままですので、キッカケひとつで状況一変する可能性もあります。 そういう意味ではキッカケ待ちのなかで、あとは需給が好転する流れを確認しておきたいところでもあります。 今の段階では日足を見ても押し目は買われ、投げという投げが出ていない。今後の売り圧力となる信用買残が 576万500株と膨大に膨れ上がったままで、上値自体は軽くはありません。 突発的にIRが出て好感買いされて一発大陽線が立っても、その後、買いがずっと続かないのは需給の悪さ。 手垢がつきすぎているためと思われます。 今後、大きな上昇を期待したいということを前提に考えれば、いっそのこと需給の改善を先にしておきたい。 そのためには一旦、5月21日の年初来安値1,177円、もしくは24ヶ月線(1,156円)まで下に振って投げさせて、 2番底を確認して、需給の改善をしたほうがいいのではないかと見ています。
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