金【今夜も為替主導の展開か?】

7日の東商金日中取引は、NY高を背景にポジション調整の買い物が先行し、中心限月8月限は前日比43円高の4,224円で始まった。その後は、日銀の金融政策決定会合の結果発表、その後の黒田日銀総裁の会見などを控えて様子見ムードの中、黒田日銀総裁が参院予算委で「円安は景気にプラス」「見通しが下振れれば追加緩和」など発言すると円相場が軟化し、金相場を押し上げる場面も見られたが、軟調なNY金時間外取引に上値を押さえられた。午後に入ると今度は安倍首相の「円安はデメリット」発言に円相場が一転、引き締まりを見せ、上げ幅を縮小するなど一進一退の動きとなった。中心限月8月限は前日比26円高の4,207円で取引を終えた。
本日の東商金夜間取引は、米経済指標発表も無く、明日に米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録(9月16・17日分)を控えて、ポジションを傾けづらく、今晩も為替主導の展開と思われる。
明日の国慶節明けの中国の動向が気になるところではある。

<本日の経済指標予定>
【15:00】(独)8月鉱工業生産・季調済 [前月比] 
【16:15】(スイス)9月消費者物価指数 [前年比] 
【17:30】(英)8月鉱工業生産・速報 [前月比] 

<本日の要人発言>
【15:30】黒田日銀総裁、定例記者会見
【03:30】コチャラコタ米ミネアポリス連銀総裁、講演
【04:00】ダドリー米NY連銀総裁、講演


夜間取引レンジ   4,183円~4,238円


池末


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