概況

ヒロろんさん


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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      
16991.91(- 17.78)▼0.10%
□ナスダック       
4454.80(- 20.82)▼0.47%
□S&P500      
1964.82(-  3.08)▼0.16%

□ダウ輸送株       
8384.63(- 97.36)▼1.15%
□半導体株(SOX)    
617.97(-  5.15)▼0.83%

□NY原油先物(11月限)  
90.34(+ 0.60)
□NY 金先物(12月限)
1207.30(+14.40)
□バルチック海運指数   
1029   (- 8)

□為替      
(対ドル)108.74 
(対ユーロ)137.59

□CME日経225先物 
15780(-160)※大証比



 週明け6日のNY株式市場は、材料に乏しい中、前週末の大幅高の反動により小反落で取引を終了しました。

 9月の雇用統計で雇用者数の伸びや失業率が事前予想よりも良かったことを感して上昇した前週末の流れが継続し週明けのこの日も買い優勢で取引をスタートしました。イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の意向で、雇用情勢に関する新たな指標としてこの日初めて「労働市場情勢指数」が発表されましたが市場での評価は定まっておらず相場への影響は限定的でした。

 その後は、手掛かり材料に乏しかったことから買いの勢いは続かず、前週末の大幅高の反動もあって指数は間もなくマイナスに転じています。アップルの「iPhone」向け部品会社の一つ、GTアドバンスト・テクノロジーズが破たんしたことも投資家心理を圧迫しました。ただ、売り急ぐ動きは見られず、翌日以降のIMFの世界経済見通しについての会見や米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨公表、四半期決算の本格化を控え様子見ムードが強く、指数はマイナス圏でもみ合いました。

 S&P業種別指数では、通信が上昇し、エネルギーや生活必需品がしっかり。一般消費財、ヘルスケア、資本財などが下げています。

 個別銘柄では、パソコンとプリンター事業を本体から分離する計画を発表したヒューレット・パッカードが上昇。同業のベクトン・ディッキンソンによる買収が明らかになった医療機器のケアフュージョンが急騰し、ベクトン・ディッキンソンも上昇。8日に主要企業の先陣を切って決算を発表する非鉄のアルコアが続伸。金相場の反発を受けてニューモント・マイニングなどの産金株も買い戻され反発しました。欧州事業への資金投入を発表したウォルト・ディズニーは小幅高で取引終了です。

 一方、大口顧客への過剰な接待が話題になった金融のゴールドマン・サックスが軟調に推移。サムスン電子が韓国内で半導体工場を新設することが競争激化につながるとしてマイクロン・テクノロジーが下落。経営難に陥っている家電量販店のラジオ・シャックが急落し、ベストバイやゲームストップなども下落。前週末上げた航空株の下落も目立ちました。

 ダウ構成銘柄では、コカコーラ、ベライゾン、エクソンモービル、キャタピラー、AT&Tなどが上昇し、シスコシステムズ、ナイキ、ユナイテッドヘルス、マクドナルドなどが下落しました。

 為替市場でドルが主要通貨に対し下落し、ドル建てで取引されている原油や金は割安感が意識され買いが優勢となりました。原油、金ともに反発です。バルチック海運指数(BDI)は4営業日続落です。

 CME日経225先物は、円建ては15780(大証比160円安)、ドル建てが15815(同125円安)で取引を終了しました。





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【2】主な注目材料とニュース                   **
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☆注目材料

 昨晩のNYダウは小幅安、前週末比17ドル安の1万6991ドルとなっています。

 シカゴ日経平均先物は1万5780円と昨日の東京市場の日経平均株価1万5890円と比べて110円安い水準となっています。

 今朝6:28の円相場は、対ドルで1ドル=108円76銭前後(昨日16:00台は109円43銭)と円高に振れています。底堅い米雇用統計を受け、前週末に主要通貨に対するドル高が急速に進んだ反動などから、円買い・ドル売り(円高・ドル安)の動きとなっています。

 対ユーロは1ユーロ=137円60銭前後(同137円07銭)とやや円安に振れています。

 NY原油は、前週末比0.60ドル高の1バレル=90.34ドルとなっています。

 NY金価格は、前週末比14.4ドル高の1トロイオンス=1207.3ドルと3日ぶりに上昇しています。


 昨日の日経平均株価は大幅高、前週末比182円高の1万5890円と2日連続で上昇しています。

 東京証券取引所に16日(木)に上場予定のリクルートホールディングスは昨日、株式の売り出し価格を1株3100円にすると発表しています。時価総額は1兆7794億円で、西武ホールディングス(5473億円)の上場時の時価総額を抜いて今年最大の新規株式公開(IPO)となります。市場は東証1部に決まっています。

 本日は、2日目(最終日)の日銀金融政策決定会合が開かれます。会合では、現行の「量的・質的緩和政策」の継続を決める見通しです。

 会合終了後に黒田日銀総裁の記者会見が予定されています。国内景気の動向や追加緩和の可能性を探る上で注目されます。

 アジア最大級の家電・ITの国際見本市「CEATEC ジャパン2014」が本日開幕します(~11日、千葉・幕張メッセ)。最新のウエアラブル機器や次世代カー向けの先端技術などが注目されます。

 気象庁は昨日、次期気象衛星「ひまわり8号」について、台風18号の影響はないとみて、本日予定通りに種子島宇宙センターから打ち上げると発表しています。打ち上げ時刻は14時16分です。

 主要企業の決算発表で、本日はローソン(2651)、J.フロント リテイリング(3086)、フェリシモ(3396)などが予定しています。

 海外では、中国市場が休場(最終日・国慶節)、豪州準備銀行理事会、ノーベル物理学賞発表などが予定されています。



◆主なニュース

・イオン、「農地バンク」を活用 コメの大規模生産へ

・TDK、HDD容量2倍に データセンターを効率化

・健保・共済に追加負担提案 高齢者加入率低いと重く

・ビック、高価格家電で稼ぐ 前期、最高益の98億円

・ソニー、米携帯最大手にスマホ供給 先進国市場注力

・新日鉄住金、海外で苦闘 世界需要来年2%増どまり

・積水化、下水熱を空調熱源に ビルの電力コスト削減

・富士フの薬、仏・ギニア政府治験へ エボラ治療効果

・アステラス、医薬品業界で時価総額首位 武田を逆転

・香港、週内にも公開対話開始で合意 学生団体と政府



◆経済指標等

・外貨準備高(9月末、財務省)

・景気動向指数(8月速報値、内閣府)

・米チェーンストア売上高(週間)

・米消費者信用残高(8月)


◆その他

・日銀金融政策決定会合(結果発表)
・日銀総裁会見

・決算発表 ローソン(2651:業界2位、西日本強い)
      Jフロント(3086:百貨店大手の大丸と松坂屋)

・ITの国際見本市「CEATEC ジャパン 2014」開幕

・国慶節の祝日のため中国市場は休場

・IMF、世界経済見通しで会見





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【3】心に残る名言                        **
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人生とは今日一日のことである。


                 
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