市谷次郎さんのブログ

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NY,NK,HK乖離

10/3WSJよれば、米株式市場は連銀による金利上昇に対しあらがうことができるという自信をしめしはじめた。9月の非農業分野の雇用は248千人で市場予想215千人を上回り、失業率も先月の6.1%から5.9%へ低下した。ここ3ヶ月連続してエコノミストの事前予想を上回るペースで米国経済の雇用は回復しつつある。
非農業部門雇用千人(予想)  7月243(212)8月180(142)9月248(215)
投資家の間で来年の金利上昇は着実に予想されてきているがその時期をめぐって一喜一憂で、ここに面白いのは金利上昇を見込んで短期米国債(1ケ月先物)の価格での投資家心理の変化をオッズとした計算値がCMEグループからでている。それによれば、

来年6月の連銀金融会合で決定されると見る投資家の比率は10/2(木)35%でこれが雇用統計発表後10/3(金)には39%となったが、1ケ月前には50%だったことから大きく低下している。尚、金利上昇が6月の連銀会合で決定されると見る投資家の比率は雇用統計発表前63%→雇用統計発表後66%と変化している(10/3WSJ)。



ここにきてにわかに香港問題とエボラが出てきて米国経済の回復と綱引き状態。
①NY,東京、香港各市場トレンドは?(ピークとの比較)
NY △1.6% (9/19 17,279.74) NK △3.75%(9/19 16,321.45) HKハンセン△8.9%(9/3 25,317.95)


②NKは政府の強い意志で上げ基調継続
消費税をあげるためにはGDPを上げて株価を上げて景気を明るく、GPIF,補正、TPPはては日銀の追加緩和なんでもありで、株価は年末に向かって上げる(そうでもしなければ全部駄目になる、統一地方選も)


③ここからの課題は大きな上下動があるので細心大胆安全第一、空売りも使えるように


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