原発の半径30キロ圏外の防災対策を議論する原子力規制委員会の検討チームの会合が2日開かれ、東京電力福島第1原発の事故当初に放出された放射性ヨウ素による被ばく線量分布の再試算結果が示された。事故直後、国は原発の北西50キロ付近でも高線量になったとの結果を公表したが、今回は最大でも半径40キロ圏と、おおむね30キロ圏に収まり、分布範囲は縮小した。
また30キロ圏外での新たな対策区域の設定には否定的な意見もあり、見送られる見通しになった。
原発の半径30キロ圏外の防災対策を議論する原子力規制委員会の検討チームの会合が2日開かれ、東京電力福島第1原発の事故当初に放出された放射性ヨウ素による被ばく線量分布の再試算結果が示された。事故直後、国は原発の北西50キロ付近でも高線量になったとの結果を公表したが、今回は最大でも半径40キロ圏と、おおむね30キロ圏に収まり、分布範囲は縮小した。
また30キロ圏外での新たな対策区域の設定には否定的な意見もあり、見送られる見通しになった。