本日の新興市場は、日経平均株価大幅下落の流れに連動し軟調商状が続きました。
主力株では、マイクロニクス(6871)、USEN(4842)、VTHD(7593)、CYBERDYNE(7779)、アスカネット(2438)などは上昇しましたが、ガンホー(3765)、セリア(2782)、ハーモニック(6324)、フクダ電子(6960)、イリソ電子(6908)、竹内製作所(6432)、デジタルガレージ(4819)、3DM(7777)、タカラバイオ(4974)、ペプチドリーム(4587)、ユーグレナ(2931)、SOSEI(4565)、エナリス(6079)などは下落しました。
新興市場指数は、JASDAQ平均、マザーズ指数は共に大幅続落となりました。
目立った銘柄では、石垣食品(2901)、ファーマフーズ(2929)、ケイティケイ(3035)、FFRI(3692)、文教堂グループホールディングス(9978)などがストップ高と買われました。
しかし大きく下げました。日経平均株価は昨日の91円安に続き、今日はなんと420円安の全面安です。昨日の大幅安は「リクルートHD(6098)など大型IPOを控えた換金売り」と指摘され、今日は「米NY株安と為替の円安一服」と指摘されておりますが、なんとも大きな下げと言えます。
ただ、東証マザーズ指数は-17.47の877.56ポイントと続落はいたしましたが、日経平均株価の下落率を考えると今日はまだ投げ売りまでには至っておりません。投資家人気の高い銘柄のミクシィ(2121)が-40円の5,190円と下げ幅は小幅なのでまだ耐えているものと思われます。
まだ下落もスタートした場面です。明日に小さいリバウンドがあることが想定されますが、その後は第2段の下げが待っている可能性も低いとは言えません。慎重姿勢継続となります。