8月初旬から約一ヶ月以上上昇を続けたNYダウ。
9月22日には奇麗な上髭線を出して上昇相場の終了を予感させた。出来高は史上空前の大商いだった。
それでもここまではまだいい方だ。問題は急騰続きの後いきなり出た大陰線なのだ。
晴天なのにいきなり雷が鳴った=「晴天の霹靂(へきれき)」と言う言葉がある。
この大陰線は地震警報と考えればいい。翌日は今度は大陽線が立った、が・・・以後この大陰線を埋められる事はなかった。
次のシグナルはドル円110円乗せだ。110円台乗せは大きな目標線なので実現すると急ぎ利確して持ち株をゼロにして置くのが無難。
下がれば買いたい人は多かろうが、雪崩になったら買う気など失せてしまうわ。
今までの上昇相場で調子に乗って高値を買い進み、保有株の買いコストが高くなっている人が多いと思う。
(▼▼メ)は、こんなまたとない状況を見過ごす事などありえないと思っている。
案の定、昨夜のNYダウは238ドルの大陰線再び出現で25日の大陰線を下回った。
ドル円110円乗せは「なりふり構わず利確逃げ~!」の号砲だったのかもね。
現金化率100%を維持している人は「空売り」が自由自在にかけれるね。
保有株多数の人は、急落する保有株を抱えて空売りなど出来る状況ではないだろう。
「上げ3月 下げ3日」と株式格言は言う。
その速さは大津波と変わらない。安全に逃げ延びられるかな?今日の日経が心配だな。