本日の東京株式市場は、米NY株式市場の下落や鉱工業生産の停滞などが嫌気され先物主導で売られ主力株を筆頭に幅広い銘柄が売られました。
個別では、三菱UFJFG(8306)、みずほFG(8411)、りそなHD(8308)など大手銀行株、野村HD(8604)、大和証券グループ本社(8601)、マネックスグループ(8698)など証券株は売られ下落。
また、新日鐵住金(5401)、ジェイエフ イーHD(5411)など鉄鋼株、住友金属鉱山(5713)、三井金属(5706)、大阪チタニウムテクノロジーズ(5726)など非鉄金属株、三井物産(8031)、三菱商事(8058)、丸紅(8002)など商社株も売り物に押され下落。
更に、第一生命保険(8750)、損保ジャパン日本興亜HD(8630)、T&DHD(8795)など保険株や、トヨタ自動車(7203)、三菱自動車(7211)、日産自動車(7201)など自動車株、東芝(6502)、日立製作所(6501)、パナソニック(6752)など電機株、熊谷組(1861)、大成建設(1801)、鉄建(1815)など建設株も売られ下落しました。
その中目立った銘柄では、子会社のディナペックと大日本住友製薬(4506)が臨床用iPS細胞を作製する技術に関する特許実施許諾契約を締結するとの発表からアイロムHD(2372)が+150円の975円ストップ高と暴騰し東証1部上昇率ランキングトップに君臨。また、野村が新規に「バイ」、800円目標としたセイコーHD(8050)が+57円の480円と大幅上昇し同ランキング2位にランクインしました。
その他、DI(4310)、きちり(3082)、東洋水産(2875)、市光工業(7244)、イオン北海道(7512)、橋本総業(7570)、日特建設(1929)、古河電池(6937)なども買われ目立った上昇となりました。