いよいよ期末だ。個人投資家の場合はあまり関係ないが、やはり、期末というものは運用をしている”職人”にとっては重要な通過点だ。ボーナスの査定やら給与の査定に響く。あるトレダーでかなりの株数をもっていた場合、1円の株価の相違でボーナスが出るかでないかの瀬戸際であれば、自ら上値を買いに行くことさえある。これがドレッシングだ。運用しているファンド評価を高くするのである。いわいるこの”お化粧買い”は翌日にはだいたいはげ落ちるが、ヘッジファンド等の好む銘柄は要注意だ。それゆえ、個人投資家においては、期末は高みの見物がよさそうだ。
今日の一言:静かなる木陰に身を休め天地を大観し、一歩一歩行くべし。