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【１】今日の相場 ＊＊
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◎日経平均
１６２２９.８６（－１４４.２８）▼０.８８％
◎ＴＯＰＩＸ
１３３１.９５（－ １４.４８）▼１.０８％
◎売買高概算 ２０億５２０９万株
◎売買代金概算 ２兆０３１４億円
◎時価総額 ４７４兆７５２９億円
◎値上り銘柄数 ３７４ ◎（年初来）新高値 ９７
◎値下り銘柄数 １３４１ ◎（年初来）新安値 ７
◎変わらず ８４
◎騰落レシオ（２５日）１１１.６１％
◎カイリ率（日経平均）
２５日線比＋２.６８％
７５日線比＋４.９５％
◎為替
（対ドル） １０９.０６
（対ユーロ）１３８.８９
◎出来高上位
１.みずほ ＜８４１１＞
１９８.５円（－ ４.５円）１９１,２４８千株
２.蛇の目 ＜６４４５＞
１８１円（＋ ９円） ８４,８６７千株
３.ユニチカ ＜３１０３＞
５１円（＋ １円） ６３,０６９千株
４.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞
６２５.２円（－１４.６円） ４４,６２３千株
５.ＡＮＡ ＜９２０２＞
２５３.２円（－ ５.２円） ３３,１２０千株
◎売買代金上位 (円)
１.ソフトＢＫ＜９９８４＞
７９００円（－ ６１円） ９６,６８８百万
２.日経レバＥ＜１５７０＞
１１５６０円（－ ５０円） ６７,８３４百万
３.トヨタ自 ＜７２０３＞
６４５３円（－ ９７円） ５３,８７７百万
４.ファナック＜６９５４＞
２０３１０円（＋ ８０５円） ４６,４２６百万
５.みずほ ＜８４１１＞
１９８.５円（－ ４.５円） ３７,９９２百万
◆相場概況
外国証券の寄付前の注文状況・・・売り１２８０万株 買い１３４０万株
本日の東京マーケットは、日経平均株価が前日比１４４円（０．８８％）安の１万６２２９円で取引終了です。９月期末の配当落ち分が９０円程度ですので実質的には５０円程度の下げとなります。
イラクの首相がイスラム教過激派組織「イスラム国」の戦闘員がパリや米国で地下鉄攻撃を計画しているという発言をしたことで昨晩のＮＹダウが２６４ドルの大幅安となったこと、円相場が１ドル＝１０８．５０円前後の円高に振れたことを嫌気して寄付きから売りが先行、２８６円安のオープニングとなりました。ただ、先高期待からの押し目買い意欲は根強く、加えて円相場が再び１ドル＝１０９円台となったことも買いを誘い、引けにかけてはその寄付きを安値にして徐々に下げ幅を縮小しています。売買代金は概算２兆３１４億円、上海総合指数は２ポイントの小幅高で２３４７です。
業種別では、不動産が唯一高く、電機、建設、繊維、小売がしっかり。証券、商社、銀行、陸運などが下げています。
個別銘柄では、ファナックが中間配当の権利落ち分を１日で埋め、８０５円の大幅高で２万０３１０円と連日で上場来の高値を更新。昨日の引け後に２０１５年３月期の連結純利益が前期比６７％増の１８５１億円になる見通しと発表。従来計画１４６５億円を大きく上回り、３期ぶりに過去最高を更新することを好感した買いが膨らんでいます。スマートフォン向けの金属ケースの加工に使う小型機械「ロボドリル」が好調、売上高は５３％増の６８８２億円になる見通しです。
ニトリが３日連続高、３００円高の６６４０円と大幅高で連日で年初来高値更新です。昨日の引け後に３～８月期の連結純利益が２２１億円と前年同期比２４％増えたと発表。３～８月期として３年連続で過去最高となり、好感した買いが入っています。同社は２月に１→２株への株式分割をしており、分割前の価格に換算しますと１万３０００円を大きく超えている計算となります。
新日鉄住金系でソーラー屋根を手掛ける三晃金属が２２円高の２６０円と９％の大幅高。１４時に２０１５年３月期の連結営業利益が１５億円近くになる見通しと発表。従来計画の約１０億円から大幅な上方修正となり、業績改善を好感した買いが入っています。
ロボットスーツ「ＨＡＬ」を手掛け、昨日ストップ高のサイバダインが本日も上昇、２４０円高の３７１０円となっています。装着型ロボット「ＨＡＬ」について重量が１．５キロと従来に比べ大幅な軽量化に成功したと報じられ、好感した買いが入っています。同社は３０日に作業支援用ＨＡＬの新製品発表を予定しています。
宝飾「４℃」を手掛けるヨンドシーＨＤが５日連続高、１３円高の２１２２円と値を上げています。３～８月期の連結営業利益が前年同期比１６％増の２２億円程度と上期として過去最高を更新した模様と報じられ、好感した買いが入っています。
その他、セラミックコンデンサー世界トップの村田製作所が２１０円高の１万２４６０円と値を上げ、連日で年初来高値更新。トンネル部材など土木製品を手掛ける日本コンクリートが３５円高の６７５円と値を飛ばし、土木関連で安藤ハザマが１０円高の７０１円、大豊建設が１４円高の５１８円、熊谷組が１０円高の３９６円と上昇。カジノ関連で日本金銭機械が５２円高の２２１５円と値を上げて年初来高値を更新しています。
本日の新高値銘柄は、ミライトＨＤ、松井建、三ツ星ベ、三谷セキサン、日本金銭機械、ミネベア、日本電産、アルパイン、ファナック、浜ホト、村田製作、三菱鉛筆、松屋、ニトリ・・・等々です。
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【２】主な材料 ＊＊
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・Ｇ７外相「イスラム国壊滅」支持 対ロ追加制裁も用意
・８月の消費者物価、前年比３．１％上昇 伸び率は縮小
・プロ向けファンド、詐欺防止で規制再検討 金融相表明
・ＡＩＲＤＯ、整備ミス隠し？ 社員がデータ改変の疑い
・いすゞ自、ピックアップトラック共同開発でＧＭと合意
・中国の新疆ウイグル自治区で爆発事件相次ぐ 死傷者増
・Ｓ＆Ｐ、ＧＭ格付けを投資適格に引き上げ 収益安定で
・ナイキの６～８月期決算、売上高と利益ともに予想以上
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【３】主な投資判断 ＊＊
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［クレディＳ証券］
据置き Ｂ
（9697）カプコン 2,200→ 1,850円
引下げ Ｂ→Ｃ
（6740）Ｊディスプレイ 870→ 480円
［ＵＢＳ証券］
据置き Ａ
（2269）明治ＨＤ 9,500円
据置き Ａ
（7733）オリンパス 5,000円
据置き Ａ
（9843）ニトリＨＤ 7,000円
［野村証券］
据置き Ａ
（9843）ニトリＨＤ 6,500→ 7,500円
［ＳＭＢＣ日興証券］
引上げ Ｃ→Ｂ
（9064）ヤマトＨＤ 1,900円
［三菱ＵＦＪＭＳ証券］
据置き Ａ
（5711）三菱マテリアル 450円
据置き Ａ
（6954）ファナック 21,900円
引下げ Ｂ→Ｃ
（3635）コーエーテクモ 1,290→ 1,320円
［みずほ証券］
据置き Ａ
（6954）ファナック 23,000→25,000円
※３段階評価はＡ～Ｃ、５段階評価は１～５にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価
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【４】１０月からの商号変更 ＊＊
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１０月１日から商号変更で社名が変わる主な企業をご紹介させていただきま
す。
コード 市場
＜旧社名＞ → ＜新社名＞
１９３３ 東２
西日本システム建設→ＳＹＳＫＥＮ
３３２８ 東マ
ネットプライスドットコム→ＢＥＥＮＯＳ
３５２８ 東２
グローベルス→プロスペクト
３７７２ 東マ
ドリームバイザーＨＤ→ウェルス・マネジメント
４６７１ 東１
ファルコＳＤ ＨＤ→ファルコＨＤ
５１９１ 東１
東海ゴム工業→住友理工
７７３５ 東１
大日本スクリーン製造→ＳＣＲＥＥＮ ＨＤ
８７２８ 東１
マネースクウェア・ジャパン→マネースクウェアＨＤ
９１８０ ＪＱ
新和内航海運→ＮＳユナイテッド内航海運
９３０８ 東１
イヌイ倉庫→乾汽船
９９９０ 東１
東京デリカ→サックスバーＨＤ
※ＨＤ：ホールディングス
日本政府による沖縄県尖閣諸島の国有化に反発する大規模な反日デモが中国全土で発生して２年。中国の一般国民の反日感情は和らぎつつあり、７月の訪日外国人客数の中国からの旅客は国・地域別で２年ぶりに首位に返り咲きました。ちなみに、中国では１０月１日から７日まで国慶節（建国記念日）に伴う大型連休となり、中国からの訪日客が増加します。１０月１日からは免税対象品がこれまで対象ではなかった食品、飲料、薬品、化粧品などに拡大することもあって、百貨店などではで訪日外国人の消費拡大に期待が高まっています。
