本来は昨日アップするべき記事だったのですが、いろいろあって遅れちゃいました。・゚・(ノД`)・゚・。 中途半端ですが公開しておきますので、もしお読みいただければ幸いです。
ユーロ安が進んでいることは昨日のお昼の記事でもお伝えしたとおりですが、あれから16:00の(欧)ドラギECB総裁講演を受けて一段と値を下げて、ドルに対して1年10ヶ月ぶりの水準に突入しています(`・д´・ ;)ゴクリ…
■16:00 (欧)ドラギECB総裁講演(要旨)
・景気回復の勢いが失われているようだ
低水準のインフレが過度に長期化するリスクに対処する
・ECBは追加的に非伝統的措置をとる用意がある
来週に(欧)ECB・金融政策発表を控えていたこともあって、それを見越しての売りが入ったようですね。特にドラギ総裁から目新しい発言があったわけではありませんが、とにかく市場全体の意思としてユーロ売り・ドル買いといった流れに大きく傾いています。
ECBによる量的緩和開始は時間の問題なのか? これだけ繰り返されると個人的には飽き飽きというか、映画館で本編が始まる前に何十分も予告編を見させられているウンザリした気分になってきますが、ドラギも市場も量的緩和(QE)の予告にまだまだ興味津々といった感じです(。´-Д-)ノユキママハダルー
ちなみに現状はというと、QEへの道のりはかなり遠いと言わざるを得ず、ECBのノワイエ理事が20日のインタビューで現時点ではECBが金融緩和策を拡大し、国債買い入れに踏み切る計画はないとしています。
また、10日にメルシェ専務理事がABS(資産担保証券)およびカバードボンド(金融機関が保有する債権を担保として発行される債券)の購入策に関しては、「これは広範なQEに相当するものでなく、それにつながるものではない」と伝えられています。
以前からECBにとって国債買い入れというのは、政治・法律上の問題が多く、かなり難しいといった見方があるのですが、市場はすでにQEの実施を織り込んだ動きというか、来年1年間の間に起こるのではないかといった期待すら感じられるような動きになりつつあるんですよねヾ(・_・;)ダイジョウブカ…
裏付けとしては、ここ最近の各社のユーロ・ドルの来年の見通しが大幅に下方修正されていることがあります。ちょっと調べてみればわかると思いますが、昨日のドイツの9月IFO景況指数の悪化が起点となったようで、そこからガラッと予想を変えたところが多いんですよね(*´・д・)*´。_。)ゥミュ…
正直、個人的にはまだまだ先といった感じもするのですが、市場関係者はすでに織り込んでいるのかもしれません。
そして、来週のECB理事会で踏み込んだ発言が出てくるかどうかにも注目したいところでしょう。QE開始の目安となる数字などが語られれば、より一層のユーロ売り圧力というのが強まってきそうです。
昨日今日の為替相場と経済指標まとめ(∀`*ゞ) ここからはいつものように、昨日今日のドル・円相場を振り返りながら、今後のドル・円相場についてまとめていきたいと思います。