本日の日経平均株価は+206円の16,374円と大幅反発し年初来高値を更新してきました。TOPIXも+20.25の1,346.43ポイントと反発いたしました。
昨晩の米NY株式市場は反発。S&P500は4営業日ぶりの上昇となりました。8月の米新築1戸建て住宅販売件数が大幅増加したことで、フィラデルフィア住宅建設株指数は0.6%上昇。またヘルスケア関連株とバイオテクノロジー株も買われ、ナスダック・バイオテクノロジー株指数は2.9%上昇し、上昇率は7月18日以来の大きさでした。
東京株式市場は、昨晩の米NY株式市場は上昇し、為替市場では円安が加速、シカゴ平均株価先物も高く回ってきたことから、買い優勢で取引が始まりました。
日経平均株価は+160円の16,327円と高い位置で取引を開始いたしました。寄付き後もヨコヨコながらジリジリと切りあがる動きが続き+197円の16,364円で前場の取引を終えました。後場も買い優勢の動きが続きジリジリと上げ幅を拡大し+206円の16,374円で本日の取引を終えました。
日経平均株価の中期基調は上向きを継続。短期基調も上向き継続となっております。日経平均株価の日足は高寄り陽線を形成しております。
市場では「前日の米国市場でアリババが切り返したことを受け、ソフトバンクも上昇し投資家心理の改善につながっている」「来週からの臨時国会を控え政策に対する期待感が強い。明日の権利落ち分を即日埋めるようなら基調の強さが再確認され、一段と上値を試す展開が想定される」などと指摘されております。
先週末に日経平均株価は+253円の16,321円と大幅続伸し、13年大納会の16,320円を1円ですが上抜けて取引を終えました。形の上では上抜いてきたことから、【アベノミクス上昇第2波動入り】も鮮明になってきます。ただ、ひとまずは高値の16,320円には敬意を示し、タッチしたことから来週はスピード調整入りとなる可能性もございます。来週は反動安が予想されます』と書かせていただきました。
実際は、月曜・水曜と2日続落となり調整の動きとなりました。しかし本日早速切り返し高値を更新しております。
予想より数日早いですが、売り物吸収後の上昇が始まりました。じっくりと16,900円前後を目指す動きを予想しております。