本日の新興市場は、日経平均株価の上昇もあり上値重いなかでも比較的底堅く推移しました。
主力株では、ハーモニック(6324)を始め、ナカニシ(7716)、フクダ電子(6960)、イリソ電子(6908)、デジタルガレージ(4819)、CYBERDYNE(7779)、ペプチドリーム(4587)、SOSEI(4565)などは上昇しましたが、セリア(2782)、マイクロニクス(6871)、シャクリーGG(8205)、竹内製作所(6432)、USEN(4842)、ニューフレア(6256)、タカラバイオ(4974)、アドウェイズ(2489)などは下落しました。
新興市場指数は、JASDAQ平均、マザーズ指数がそろって反発しました。
目立った銘柄では、スリープログループ(2375)、クリムゾン(2776)、セキュアヴェイル(3042)、ネットワークバリューコンポネンツ(3394)、ヴィンクス(3784)、オンコリスバイオファーマ(4588)、デジタルデザイン(4764)、CYBERDYNE(7779)などがストップ高と買われました。
さて、本日は日経平均株価が大幅上昇し資金が主力株に向かったこともあり、新興市場や材料株の動きは鈍く、JASDAQ平均・マザーズ指数は小幅上昇に限定されております。 東証1部銘柄を見ると8%以上上昇した銘柄はなく、7%以上上昇した銘柄でもわずか2銘柄となっており、指数の上げ幅を考慮すると個別株の動きはしょんぼりとしています。
ただ、引き続き材料株・テーマ株の押し目は「買い」で見ていけます。テーマとして強いのはやはりカジノ関連と言えます。先週からお伝えしておりますが、カジノ関連銘柄が循環的に物色されております。これまでの10年間、カジノ解禁は機運が高まるたびに頓挫してきましたが、ようやく「統合型リゾート(IR)推進法案」(通称:カジノ法案)が秋の臨時国会で成立する公算が大きくなってきました。引き続きカジノ関連銘柄の動きをマークしていきましょう。