本日は権利付最終売買日です。配当や株主優待など権利を取りたい場合には、本日（権利付き最終日）までに買っておく必要があります。
朝夕随分と涼しくなり、夕焼けの美しさに改めて秋の訪れを感じます。北海道の大雪山系旭岳では既に先週の１６日に平年よりも９日、昨年よりも３日早い初冠雪が観測され、既に紅葉も見ごろを迎えています。
ところで、「紅葉を楽しめるロープウェイ」というアンケート調査を目にしましたが、１位は『中央アルプス駒ケ岳ロープウェイ』（長野県駒ヶ根市）となっていました。ゴンドラに乗っている時間は７分３０秒、標高差は９５０メートルです。大人往復運賃は２２６０円です。
２位は『新穂高ロープウェイ』（岐阜県高山市）。国内唯一の２階建てゴンドラで、乗っている時間は約１１分、標高差は１０３９メートル。大人往復運賃は２９００円。
３位は『大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイ』です。乗っている時間は７分、標高差は６３０メートル。大人往復運賃１９５０円。
４位は『寒霞渓（かんかけい）ロープウェイ』（香川県小豆島町）。
５位は『箱根ロープウェイ』（神奈川県箱根町）。
６位は『八甲田ロープロープウェイ』（青森市）。
７位は『御在所ロープウェイ』（三重県菰野町）。
８位は『立山ロープウェイ』（富山県立山町）。
９位は『蔵王ロープウェイ山麓線・山頂線』（山形市）。
１０位は『谷川岳ロープウェイ』（群馬県みなかみ町）
となっていました。
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【１】ＮＹ市況 ＊＊
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□ダウ工業株
１７２１０.０６（＋１５４.１９）△０.９０％
□ナスダック
４５５５.２２（＋ ４６.５３）△１.０３％
□Ｓ＆Ｐ５００
１９９８.３０（＋ １５.５３）△０.７８％
□ダウ輸送株
８５０３.２０（＋ ５８.１３）△０.６９％
□半導体株（ＳＯＸ）
６４７.５３（＋ ７.６８）△１.２０％
□ＮＹ原油先物（１１月限）
９２.８０（＋ １.２４）
□ＮＹ 金先物（１２月限）
１２１９.５０（－ ２.５０）
□バルチック海運指数
１０５６ （－１７）
□為替
（対ドル）１０９.０５
（対ユーロ）１３９.３２
□ＣＭＥ日経２２５先物
１６２６０（＋１６０）※大証比
２４日のＮＹ株式市場は、戻りを期待した買いで反発。ダウは約１カ月ぶりの上げ幅で取引を終了しました。
前日までの２日間でダウが２００ドル超下落していたことからこの日は押し目買いが先行。前週発表の８月の米住宅着工件数は大幅に落ち込みましたが、この日発表された８月の米新築住宅販売件数は市場予想を上回り６年３カ月ぶりの高水準となったことで投資家心理が改善したことも相場の追い風となりました。
シカゴ地区連銀のエバンス総裁がこの日の講演で、利上げ時期の決定を早めるべきではないとの考え方を示したことも買い安心感につながり主要指数は引けにかけて上げ幅を拡大しました。ダウは約１カ月ぶりの上げ幅で３営業日ぶりに反発。ナスダックは約２カ月ぶりの上げ幅で４営業日ぶりに反発しました。
Ｓ＆Ｐ業種別指数は、公益を除く９業種が上昇。ヘルスケア、生活必需品、一般消費財などが上昇率上位となっています。
個別銘柄では、前日夕に市場予想を上回る好決算を発表した家庭用品小売りのベッド・バス＆ビヨンドが大幅高。同じく好決算を手掛かりにコンサルティング大手のアクセンチュアが上昇。Ｍ＆Ａの思惑で製薬のアラガンが買われ、開発中のエイズウイルス（ＨＩＶ）の感染症治療薬で好結果を報告したギリアド・サイエンシズにも買いが入りました。また、先週末の上場以降軟調な展開が続いていたアリババが反発しています。
一方、アイフォーン６の筐体が曲がりやすいとの懸念や不具合の多い「ｉＯＳ８」のアップデート版配布を停止しているアップルが下落。冴えない決算を発表した住宅建設のＫＢホームが売られ、同業のＤＲホートンやパルトグループも軟調に推移。ＡＫスチールやＵＳスチールなどの鉄鋼株も下げています。
ダウ構成銘は、デュポンを筆頭にウォルマート、ユナイテッドヘルス、ホームデポ、マクドナルドなど２７銘柄が上昇した一方。シェブロン、ゼネラル・エレクトリック、エクソンモービルの３銘柄が軟調でした。
ＮＹ原油先物は、週間在庫統計で原油在庫が減少したことを手掛かりに買いが優勢となり続伸。株高も追い風となりました。ドル相場と反対の動きになりやすい金先物は、為替市場でドルがユーロに対し上昇したことを受けて売りが優勢となり反落しました。
ＣＭＥ日経２２５先物は、円建ては１６２６０（大証比１６０円高）、ドル建てが１６２９５（同１９５円高）で取引を終了しました。
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【２】主な注目材料とニュース ＊＊
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☆注目材料
昨晩のＮＹダウは大幅高、前日比１５４ドル高の１万７２１０ドルと３日ぶりに上昇しています。１９日に付けた史上最高値（１万７２７９ドル）にあと６９ドルと迫っています。
シカゴ日経平均先物は１万６２６０円と昨日の東京市場の日経平均株価１万６１６７円と比べて９０円ほど高い水準となっています。
今朝６：３０の円相場は、対ドルで１ドル＝１０９円０５銭前後（昨日１６：００台は１０８円６２銭）と円安に振れています。８月の米新築住宅販売件数が市場予想を大きく上回ったことを受け、米景気の回復期待を背景に米長期金利が上昇。日米金利差拡大から円売り・ドル買い（円安・ドル高）の動きとなっています。
対ユーロは１ユーロ＝１３９円３５銭前後（同１３９円５８銭）で推移しています。
ＮＹ原油は、前日比１．２４ドル高の１バレル＝９２．８０ドルと２日連続で上昇しています。米エネルギー情報局（ＥＩＡ）が発表した週間の石油在庫統計で原油在庫が前週より減少したことや米景気の回復期待を背景としたＮＹ株高を好感し、買いが入っています。
ＮＹ金価格は小幅安、前日比２．５ドル安の１トロイオンス＝１２１９．５ドルと３日ぶりに値下がりしています。
本日は、９月及び３月末日決算銘柄の権利付き最終売買日となります。
昨日の日経平均株価は、前日比３８円安の１万６１６７円となっています。寄り付き直後に一時１１１円安の１万６０９４円まで下押しする場面がありましたが、９月末の配当権利付き最終売買日を翌日（２５日）に控え、配当や優待取り目的の買いなどが入り、大引けにかけては下げ渋る展開となっています。
チャート上からは、昨日は「陽線」が出現。９月１８～１９日の上昇過程で空けたマド埋めを完了しています。
東証が昨日発表した９月１９日時点の信用取引残高（東京・名古屋２市場合計）は、買い残が３週連続で減少し、前週比３２６億円減の２兆６８８０億円となっています。
一方、売り残は６週連続で増加し、前週比６２７億円増の７４５５億円となっています。信用倍率は前回（９月１２日時点）の３．９８倍から３．６１倍に改善しています。
１４：００に資源エネルギー庁から９月２２日時点の給油所の石油製品価格が発表されます。９月１６日時点のレギュラーガソリンの全国平均価格は前週（９月８日時点）と比べ０．３円安い１リットル当たり１６７．１円と９週連続で値下がりしています。
１５：００台にニトリＨＤ（９８４３）が中間（３～８月期）決算発表を予定しています。
世界最大級の旅の祭典「ツーリズムＥＸＰＯジャパン」が東京ビックサイトで開催されます（～２８日・一般来場者は２７・２８日）。１５０を超える国と地域から官公庁、観光協会、航空、鉄道、旅行会社、ホテル、クルーズ会社などの旅行関連団体・企業が集まります。約１５万人の来場が予想されています。
海外では、安倍首相が国連総会で一般討論演説（ニューヨーク）、主要７カ国（Ｇ７）外相会合（ニューヨーク）、Ｇ４（日本、ドイツ、ブラジル、インド）外相会合（ニューヨーク）。経済指標では８月の米耐久財受注の発表などが予定されています。
◆主なニュース
・パナソニック、欧州の車部品大手を傘下に 新分野加速
・スーパー再生、イオンと一体で ダイエー完全子会社化
・首相、増税の影響・点検を前倒し １１月初旬に初会合
・日中、雪解け手探り 経済訪中団「トップ２」と会えず
・ＵＣＣ、コーヒー豆を２５％値上げ 生豆高と円安受け
・ＧＥ、産業用蓄電池で日本に本格参入 まず、武田向け
・日本勢、鉄道２０兆円市場で欧米３強と激突 独見本市
・日本紙、営業益２５％増 ４～９月、増益率縮小見通し
・温暖化対策、米中が消極姿勢を転換 気候変動サミット
・米大統領、イスラム国の掃討へ結束呼びかけ 国連演説
◆経済指標等
・企業向けサービス価格指数（８月）
・外食売上高（８月、日本フードサービス協会）
・民生用電子機器の国内出荷実績（８月、電子情報技術産業協会）
・ガソリン給油所価格（２２日時点、資源エネ庁）
・米新規失業保険申請件数（週間）
・米耐久財受注額（８月）
◆その他
・新規公開
リボミック（東マ・４５９１）公開価格2,300円
・市場変更
アイフィスジャパン（７８３３）
マザース→東証２部
・決算発表
ニトリ（９８４３：家具・インテリア製造小売りチェーン）
・海外決算
ナイキ（スポーツ用品、ダウ銘柄）
マイクロン・テクノロジー（半導体）
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【３】心に残る名言 ＊＊
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困難は避けるものではなく、解決するものである。
カルロス・ゴーン（日産自動車ＣＥＯ）
