本日の新興市場は、新興市場の小型株から東証1部の大型株に資金をシフトする動きがみられ日経平均株価の大幅高を横目に小幅高の動きとなっております。
主力株では、ガンホー(3765)を始め、ハーモニック(6324)、マイクロニクス(6871)、ナカニシ(7716)、フクダ電子(6960)、イリソ電子(6908)、日本通信(9424)、竹内製作所(6432)、3DM(7777)、USEN(4842)、ニューフレア(6256)、ペプチドリーム(4587)、アドウェイズ(2489)などは上昇しましたが、シャクリーGG(8205)、デジタルガレージ(4819)、J・TEC(7774)、アスカネット(2438)、SOSEI(4565)などは下落しました。
新興市場指数は、JASDAQ平均、マザーズ指数がそろって上昇いたしました。
目立った銘柄では、シード平和(1739)、ロックオン(3690)、サイバーコム(3852)、ニックス(4243)、構造計画研究所(4748)、朝日ラバー(5162)、アー
キテクツ・スタジオ・ジャパン(6085)、トレックス・セミコンダクター(6616)、トミタ電機(6898)などがストップ高と買われました。
さて、米NY株高・為替の円安基調で日経平均株価は1月6日の年初来高値16,164円を約8ヵ月ぶりに更新しました。日経平均株価はぐんぐんと上昇しましたが、資金は広範囲の銘柄に広がっていることから、個別株の動きを見ると派手な上昇を演じる銘柄は一握りに限られております。
来週は指数も調整(一服)の動きが予想されることから、再度資金は新興市場銘柄や中小型の材料銘柄などに向かうことが考えられます。暴騰後下落し調整が進んでいるアルデプロ(8925)、古河電池(6937)、サイバーリンクス(3683)などに注目となります。
ここにきてカジノ関連銘柄が再び物色されております。これまでの10年間、カジノ解禁は機運が高まるたびに頓挫してきましたが、ようやく「統合型リゾート(IR)推進法案」(通称:カジノ法案)が秋の臨時国会で成立する公算が大きくなってきました。改めてカジノ関連銘柄の動きをマークしていきましょう。コモンウェルス・エンターテインメント(7612)の動きも良くなってきました。