■□ 日経平均株価の動向と予想 □■

ヒロろんさん

 本日の日経平均株価は+178円の16,067円と大幅反発となり1月8日以来約8カ月ぶりに終値で16,000円台に乗せてきました。TOPIXも+12.95の1,317.91ポイントと反発いたしました。
 昨晩の米NY株式市場は上昇。DOWは終値で最高値を更新しました。米連邦公開市場委員会(FOMC)は資産買い入れ終了後も「相当な期間」事実上のゼロ金利を維持する方針をあらためて表明するとともに、労働市場にはかなりのスラック(緩み)があるとの懸念を繰り返し示しました。 一方でFOMCメンバーは政策金利見通しで、以前よりも金利上昇ペースを速めました。これを受けバンク・オブ・アメリカが0.36%値上がりするなど、金融株が堅調に推移しました。

 東京株式市場は、昨晩の米NY株式市場の上昇、為替の円安進行、シカゴ平均株価先物も高く回ってきたことから、買い優勢で取引が始まりました。
 日経平均株価は+148円の16,036円と高い位置で取引を開始いたしました。寄付き後も崩れることなく高値圏でしっかりとした動きが続き+160円の16,049円で前場の取引を終えました。後場はヨコヨコの動きが続き+178円の16,067円で本日の取引を終えました。

 日経平均株価の中期基調は上向きを継続。短期基調も上向き継続となっております。日経平均株価の日足は高寄り小陽線を形成しております。
 市場では「国内外の長期運用資金が買いを入れている。日経平均はまだ昨年末高値を抜けておらず、この水準でポジション調整を考えている投資家は少ない。16,000円台の売り圧力は予想されたほど強くない」「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の外債・外国株買いが広がれば、円安がさらに進むとの思惑から、海外の機関投資家の買いが入っているようだ」などと指摘されております。
 日経平均株価は+178円の16,067円と大幅反発し16,000円台に乗せてきました。マエストロの日経平均株価の見方は変更ございません。
 次は13年大納会の16,320円を目指す動きを期待しております。これを抜いて来れば、【アベノミクス上昇第2波動入り】も鮮明になってきます。
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