■□ 新興市場銘柄の動きと投資戦略 □■

ヒロろんさん

 本日の新興市場は、新興市場の小型株から東証1部の大型株に資金をシフトする動きがみられ日経平均株価の大幅高を横目に高安マチマチの動きとなっております。
 主力株では、ガンホー(3765)を始め、いちごグループ(2337)、ナカニシ(7716)、シャクリーGG(8205)、イリソ電子(6908)、デジタルガレージ(4819)、USEN(4842)、ミクシィ(2121)、アスカネット(2438)、アドウェイズ(2489)などは上昇しましたが、ハーモニック(6324)、日本通信(9424)、3DM(7777)、CYBERDYNE(7779)、ユーグレナ(2931)などは下落しました。

 新興市場指数は、JASDAQ平均は下落、マザーズ指数は続伸いたしました。
 目立った銘柄では、ジェイホールディングス(2721)、ニックス(4243)、朝日ラバー(5162)、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(6085)、中央経済社(9476)などがストップ高と買われました。

 さて、対ドルで前日比1円以上の円安に振れたことから先物主導で上昇し日経平均株価はすんなりと16,000円台に乗せてきました。ただ資金は広範囲の銘柄に分散しておりますので、大幅高を演じる銘柄は少なく、循環底上げ物色のような動きとなっております。新興市場ではミクシィ(2121)が『「モンスターストライク」について10月に北米で、12月までに韓国で提供を開始する』との発表が好感され+460円の5,860円と上昇しております。ミクシィ(2121)の上昇から新興市場のムードも良くなっております。しかしこのままミクシィ(2121)が高値を上抜け更なる上昇を演じる動きとなるには、これまでの上昇のスケールが大きかっただけにもう少し調整が必要かと思われます。投資家心理を左右する銘柄なだけにどのような動きとなるか?注目されます。
 ここにきてカジノ関連銘柄が再び物色されております。これまでの10年間、カジノ解禁は機運が高まるたびに頓挫してきましたが、ようやく「統合型リゾート(IR)推進法案」(通称:カジノ法案)が秋の臨時国会で成立する公算が大きくなってきました。日本金銭機械(6418)、アビックス(7836)など改めてカジノ関連銘柄の動きをマークしていきましょう。
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