本日の日経平均株価は-22円の15,888円と小幅続落となりました。TOPIXも-5.90の1,304.96ポイントと小幅続落となりました。
昨晩の米NY株式市場は上昇。米連邦準備理事会(FRB)が17日に公表する連邦公開市場委員会(FOMC)声明で市場の予想よりもハト派的な姿勢を示す可能性があるとする報道を受け注目が高まっていると指摘されております。S&P500ヘルスケア株指数は1.3%高、エネルギー株指数は1.2%高だったほか、投資家の配当銘柄への意欲を示す公益株指数も1.2%上昇しました。
東京株式市場は、昨晩の米NY株式市場の上昇、シカゴ平均株価先物も高く回ってきたことから、買い優勢で取引が始まりました。
日経平均株価は+37円の15,948円と小高い位置で取引を開始いたしました。寄付き後は売り買い交錯し上下に揺れる動きが続き+18円の15,929円で前場の取引を終えました。後場に入ると引けにかけて売り物に押される形となり-22円の15,888円で本日の取引を終えました。
日経平均株価の中期基調は上向きを継続。短期基調も上向き継続となっております。日経平均株価の日足は陰線を形成しております。
市場では「前日のソフトバンクのような柱になる銘柄が見当たらず、様子見が続いている。ただ12月の消費税引き上げ判断に向け追加的な政策サポートが予想され下値は売り込みにくい」「円安を好感し急ピッチで上昇してきた輸出株に利益確定売りが出ている。収益見通しが変わったわけではなくスピード調整だろう」などと指摘されております。
日経平均株価は-22円の15,888円と続落しましたが、下げは小幅に限定されており先週末にかけての5日続伸に対する小休止の動きとなっております。
先週の上昇で日経平均株価は、9月3日高値15,829円を終値で陽線で明確に上抜いております。次は13年大納会の16,320円を目指す動きを期待しております。これを抜いて来れば、【アベノミクス上昇第2波動入り】も鮮明になってきます。