本日の日経平均株価は-36円の15,911円と小幅下落となりました。TOPIXも-2.86の1,310.86ポイントと小幅下落となりました。
昨晩の米NY株式市場は高安マチマチ。17日に終了する米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に慎重姿勢を強めております。ハイテク株の下げが重しとなり、ナスダック総合は7月以来の大幅な下落を記録しました。一方、中国電子商取引大手アリババ・グループ・ホールディングの新規株式公開(IPO)が週内に予定される中、S&P500はほぼ変わらずで取引を終えました。
東京株式市場は、国内連休中の米NY株式市場は上値の重い展開となり、為替市場では円安が一服、シカゴ平均株価先物も下げて回ってきたことから、やや売り優勢で取引が始まりました。
日経平均株価は-52円の15,896円と小安い位置で取引を開始いたしました。寄付き後は売り買い交錯し上下に揺れる動きが続き-52円の15,895円で前場の取引を終えました。後場に入ると引けにかけてやや下げ幅を縮小する動きとなり-36円の15,911円で本日の取引を終えました。
日経平均株価の中期基調は上向きを継続。短期基調も上向き継続となっております。日経平均株価の日足は安寄り短小陽線を形成しております。
市場では「騰落レシオなどに過熱感が出ている。連騰後の自律調整であり、目先は9月11日に空けたマド埋め(15,795円)が意識される。海外のイベントを通過するまでは様子見になりそうだ」などと指摘されております。
日経平均株価は-36円の15,911円と先週末にかけての5日続伸に対する小休止の動きとなりました。
先週の上昇で日経平均株価は、9月3日高値15,829円を終値で陽線で明確に上抜いております。次は13年大納会の16,320円を目指す動きを期待しております。これを抜いて来れば、【アベノミクス上昇第2波動入り】も鮮明になってきます。