はるるっぴさんのブログ

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投資のヒントになる言葉

毎朝、日経新聞を読むことが日課になっている。


最近の日経新聞で印象に残った記事を2つだけ挙げると


「0.3秒間の注文 市場欺く」
「国債先物で相場操縦 監視委勧告」(9月6日 日経新聞)


日本の国債先物市場で、HFT(ハイ・フリークエンシー・トレード)の
アルゴリズム取引により、相場操縦で罰金を課せられた中国人の記事。


またやっているなぁ~


と言った感じ。


まばたきをしている間に、大口注文して、さらに取り消す作業を完結する。
まばたきをしている間に・・・(>_<)


ただ、こんなことは氷山の一角で、日本の株式市場では何年も前からある。
毎日、あちこちの銘柄で散見されている。


もうひとつの記事は


サブプライム(ローン) 車で復活?
放漫ローンで「水増し」
(9月3日 日経新聞)


米自動車販売好調の裏側には「審査基準の緩い自動車ローン」がある。


悪名高いサブプライムローンも自動車市場で復活している。

ネットでもFTの記事など紹介されている。


『米国の消費者は自家用車への愛着が強く、あらゆる手段で手に入れる傾向が有る上に、
ローン返済が出来なくても手放してしまえば後の返済が不要というシステム。


しかも「サブプライムローン」は貸付の審査基準が甘い反面、金利が20%にも達する商品も有る

ようで、デフォルト率が約1%と低い自動車ローンも、これ以上金利が上がれば
デフォルトの危険性も上昇。


慎重な投資家は自動車関連株を密かに売却しているそうで、GMによる重大不具合隠ぺい問題で

想定される影響以上に株価が急落している原因がここに有るとしています。


それが直接金融危機に繋がるとまでは言わないまでも、米国の景気回復の裏側では現在もこうした

足元の不安定さが漂っているのは間違い無さそうです。


金融危機が再発すれば他所事では済まされないだけにこうした不穏な動きには
注意が必要かもしれません。』


(インターネットより引用)


アメリカの表向きの経済指標が良くても、その裏づけをとると疑問符がつくことが多い。


専門家の意見では、自動車は住宅のように高額ではないので大丈夫~


と言っていますが、その先にある証券化商品についての説明はない。


既視感(デジャブ)を感じる。


日経新聞の記事の最後のところに


「いつか来た道をたどる危うさは否定できない。」


とある。


・・・


その日経新聞発行の日経ヴェリタスにバフェット70年の金言とした特集があるようです。


わたしも投資のヒントとなるような言葉をメモしていたので少し書いてみる。


素人のひとりごと日記です。


投資のヒントになる言葉

(すべて正しくは専門家へ)


日記にたびたび引用させていただいている豊島先生の手帖より


「バイ・アンド・フォーゲット(Buy & Forget)」
「噂で買ってニュースで売れ」


などがある。


わたしは、「噂で買ってニュースで売れ」と同じような意味で


「日経新聞の一面に保有する銘柄の良いニュースが出たときはいったん売りを考える」


と書いたと思う。


「噂で買ってニュースで売れ」をヒントに具体的に書いたもの。


・・・


もうはまだなり まだはもうなり
人の行く裏に道あり 花の山
(あまりにも有名な相場の格言)


我々がすべきことは単純だ。
他人が強欲なときに臆病になり
他人が臆病なときに強欲になりさえすればよい
(ウォーレン・バフェット)


株式投資は損切できてはじめて成功する。
(証券会社の株式部長)


金を買ったら金庫に入れて鍵をしめてその鍵を海に捨てる
(金価格上昇を予見したエコノミスト 高橋 靖夫)


先物取引ができるくらいのレベルの知識をもって
余裕資金で現物投資をすれば大きな失敗はない


学べば学ぶほど慎重になる


相場の世界では常に少数意見が多数意見に勝つ
まともな少数意見につきましょう
(最初は投資銀行の方から教えてもらった)


無知の知

自分自身が無知であることを知っている人間は、自分自身が無知であることを
知らない人間より賢い
(哲学者ソクラテス)


相場とは絶望の中で芽生え、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、陶酔の中で消えていく
(ジョン・テンプルトン)


他にもテンプルトンの言葉でヒントになる投資理念


実利を目指して投資する。税引き後の利益がインフレ率を上回っている。
(テンプルトンのような優れた投資家は、相対利益を追求する投資信託の運用者と考え方が違う)

偏見を持たない
当たり前だと思われていることを鵜呑みにしない

大衆の後追いをしないなど
(ジョン・テンプルトン)


宥座之器


虚なれば即ち傾き
中なれば即ち正しく
満つれば即ち覆る 
(孔子) 

投資家も謙虚さが大切に思う。


人間は今を一所懸命生きているので、今何が起きているのかわからない
(投資銀行に勤める男性の方から聞いた)
(この言葉から、ほとんどの人が金融の世界で何が起きているのかわからないことがわかる)


個人投資家はカモよ~
カモにならないように勉強しなきゃダメなのよ~
(投資銀行に勤める女性の方から聞いた)


広く知られていることだからと言って間違いは真実にはならないし、

誰もそうだと思わないからといって、真実が間違いにもならない 

たとえ大衆の支持無くとも、真実は立ち上がる 真実は自立しているからである 

たとえあなたが少数派であろうとも、真実は真実なのです
(インド独立の父マハトマ・ガンディー)


投資で成功するには、真実を知ること
真実を知ることはできなくても、真実に
近づくことはできる
(ガンディーの言葉を投資のヒントのなる言葉に変えた)


一番憎むべきことは、都合の良い事実だけを見て、
真実を知ろうとしないことだ
(ラマンチャの男より)


我、プラトンを愛す。それ以上に真理を愛す
(哲学者 アリストテレス)


蒙昧無知なMajorityと聡明叡智なMinority
(投資家は、一般的な専門家と違うので聡明叡智なMinorityになりたい)
(投資で成功する人が少ないことのヒントにもなる言葉)


経済学を学ぶ目的は、経済の問題に対して一連の出来合いの答えを得るためではなく、
どうしたら経済学者に騙されないかを学ぶことである


ジョーン・ロビンソン女史
(20世紀最大の経済学者のひとり)


若者よ、マスコミや常識にだまされるな!
(春山 満)


真実と虚構を見分ける
(日記に書きました)


できる人は実行する。
出来ない人は教える。
(投資の実践は、机上の優等生からではなく、優秀な実務家から学ぶ)
(学ぶ人を間違えないこと)


よく「歴史に学べ」といわれます。(中略)
ただしそれは、私たちが「それを正しく、きちんと学べば」、という条件のもとです。
その意志がなければ、歴史はほとんど何も語ってくれません。

(半藤一利)


投資とは知的刺激を受けながら儲けること


未来は過去の延長線上にない
(営業マンなどが過去の実績をセールストークに投資信託などをすすめるときが
ありますが、未来は過去の延長線上にはない)


諸君はきのうの専門家であるかもしれん。しかしあすの専門家ではない。
(児玉源太郎総参謀長)


敵を知り、己れを知れば、百戦あやうからず。
敵を知らずして、己れを知れば、一勝一負す。
敵を知らず、己れを知らざれば、戦うごとに必ずあやうし。
(孫子の兵法より)


人間は複雑な動物です
(桂文枝)


投資のヒントになる言葉は、ほかにもたくさんある。

最初はその意味がわからなくても、後でわかってくることもある。




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